本サイトは2008年度から2013年度まで経済産業省の委託事業として実施した「中小企業情報セキュリティ対策促進事業(指導者育成セミナー)」のサイトです。本事業は2013年度で終了いたしました。 ここに書かれている内容は2013年時点から更新をしていないので、御利用の際には古いコンテンツであることをご承知おきの上御利用下さい。
情報セキュリティの基礎
5-1 添付ファイルの問題点
メールの添付ファイルは、頻繁に使用される機能の一つですが、以下のようなトラブルが起きる可能性があります。
大容量ファイルの添付
企業によっては、「ネットワークの負荷が高くなる」などの理由で大きなサイズのメールを送受信しないよう、メールサーバに容量制限を設定している場合があります。
  • 必要な情報が相手に届かない
  • ファイルサイズが大きくなればネットワーク負荷も高くなる
  • 非常識なサイズのメールの送信は自社および相手先の業務妨害にもなりかねない
マルウェアの送付
メールに添付されたファイルは、マルウェアをばらまく格好の手段として利用されます。

自分のパソコンがマルウェア感染している場合、添付ファイルに付着しているマルウェアを送ってしまう可能性が強いです。

添付ファイル自体は何も悪い行いをしないように見えても、裏口を開けてマルウェアを呼び込む役目を果たすなど、目に見えない悪行を行うことがあるので非常に危険です。
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