HOME >  部会・WGについて > 2020年度活動内容 > 調査研究部会

調査研究部会
2020年度活動内容

部会長:前田 典彦(株式会社FFRIセキュリティ)

情報セキュリティにおける各種の調査および研究活動を行う。
セキュリティ被害、情報セキュリティ市場などの統計分析事業、および、重要度や緊急度の高いテーマに関する脅威分析、対策研究を推進する。適切な時期、形式を用いて適宜情報公開を行い、調査研究における成果を広く社会に還元する。新規性や緊急性の高いテーマの検討が必要となる場合においては、勉強会、BoFなどを随時行うなどして、柔軟かつ迅速な対応を行う。

セキュリティ被害調査WG

リーダー:大谷 尚通(株式会社エヌ・ティ・ティ・データ)
1.WGの活動目的
これまでの個人情報漏えいインシデントの調査と報告書作成をみなおし、今後の調査実施可否を決定する。
2.WGの年間活動予定
・2019年個人情報漏えいインシデント調査報告書の公開
・2020年個人情報漏えいインシデント調査継続可否の検討
・被害報告(報道や報告書)の標準化テンプレートのまとめ、報告書化
3.予定成果物
・2019年個人情報漏えいインシデント調査報告書
・被害報告(報道や報告書)の標準化テンプレート、報告書

セキュリティ市場調査WG

リーダー:礒部 良輔(興安計装株式会社)
サブリーダー:玉川 博之(株式会社VSN)
1.WGの活動目的
国内で情報セキュリティに関するツール、サービス等の提供を事業として行っている事業者を対象として、推定市場規模データを算出し報告書として公開する。
また、近年のセキュリティ市場拡大の伴う、市場調査の調査内容、セキュリティ区分の見直しを継続して実施予定。
2.WGの年間活動予定
・原則月1回(10回/年程度)のWG会議を実施する。
3.予定成果物
・2019年度情報セキュリティ市場(国内)調査報告書
※守秘義務契約の締結が必要になります。

組織で働く人間が引き起こす不正・事故対応WG

リーダー:甘利 康文(セコム株式会社)
1.WGの活動目的
(1)人の意識や組織文化、
(2)組織の行動が影響を受ける社会文化や規範、
(3)不正・事故を防ぐシステム、
以上の3方向から「組織で働く人間が引き起こす不正・事故」に対する考察を深め、ベストプラクティスの紹介、提案、啓発を行うことを目的とする。
2020年度も引き続き、特に(1)に重点をおいた活動を行う。
(働き方改革/新興感染症対策等にも関係するテレワークへの取組も意識する)
2.WGの年間活動予定
・1ヶ月に1回程度の頻度でミーティング
・ヒアリング先の組織の開拓とヒアリング調査(随時)
・調査内容から記事執筆
・組織文化醸成によるES向上ため、JNSA会報誌、サイトなどを活用して積極的啓発活動を展開
3.予定成果物
・「組織文化醸成によるES向上」に向けた各組織の取組事例ヒアリング調査と、調査内容をベースとしたWeb記事公開
・JNSA Pressへの寄稿、セミナー等への出講

 新規 インシデント被害調査WG

リーダー 神山 太朗(あいおいニッセイ同和損害保険株式会社)
サブリーダー:西浦 真一(キヤノンマーケティングジャパン株式会社)
1.WGの活動目的
インシデント被害額の算定に関する新しい調査テーマで調査研究活動をおこなう。新しい調査テーマを試行し、正式に調査活動を開始する。
2.WGの年間活動予定
・新調査テーマの検討、実施(トライアル)
3.予定成果物
・新調査テーマ関連の報告書

***<以下勉強会目的のWG>***

IoTセキュリティWG

リーダー:松岡 正人(日本シノプシス合同会社)
1.WGの活動目的
IoTに限らず、新しい技術に関連するセキュリティ上の課題を整理・共有し、外部の組織などと連携しながら適切なリスクや脅威についての理解を広める支援をする。
2.WGの年間活動予定
・AI、IoTについての最新のセキュリティ関連情報を収集整理する
・セミナーや成果物の公開などを通して理解を広める支援を行う
3.予定成果物
・「AIのサイバーセキュリティリスクと脅威について」取り纏める予定

脅威を持続的に研究するWG

リーダー:甲斐根 功(株式会社日立システムズ)
1.WGの活動目的
昨年度に引き続き、サイバーセキュリティを取巻く環境の変化に応じ顧客ニーズや課題を捉え直し、国内外における新たなビジネスアプローチやマーケットの構図の変化を調査する。 情勢に応じた旬なネタを集めた情報交換会を実施する。
2.WGの年間活動予定
・キックオフミーティング(6月)
・会合(協働の会)開催(1回/半期)
・新規サイバーセキュリティ演習シナリオの開発支援(1回/月)