部会・WGについて

調査研究部会

2019年度活動内容

情報セキュリティにおける各種の調査および研究活動を行う。
セキュリティ被害、情報セキュリティ市場などの統計分析事業、および、重要度や緊急度の高いテーマに関する脅威分析、対策研究を推進する。適切な時期、形式を用いて適宜情報公開を行い、調査研究における成果を広く社会に還元する。新規性や緊急性の高いテーマの検討が必要となる場合においては、勉強会、BoFなどを随時行うなどして、柔軟かつ迅速な対応を行う。

セキュリティ被害調査WG

１．WGの活動目的

2018年の個人情報漏えいインシデント調査のデータを分析し、報告書を公表する。また、2019年の個人情報漏えいインシデントの収集を行う。
個人情報漏えいインシデント調査の新しい体制を検討し、構築へ向けた準備を行う。被害報告(報道や報告書)様式の検討結果をまとめ、公表する。

２．WGの年間活動予定

・2018年個人情報漏えいインシデント調査報告書の公開
・2019年個人情報漏えいインシデント調査の実施、報告書の執筆
・インシデント報告(報道や報告書)の標準化テンプレート作成に向けた検討

３．予定成果物

・2018年個人情報漏えいインシデント調査報告書
・被害報告(報道や報告書)様式の検討結果報告書

セキュリティ市場調査WG

１．WGの活動目的

国内で情報セキュリティに関するツール、サービス等の提供を事業として行っている事業者を対象として、推定市場規模データを算出し報告書として公開する。
また、近年のセキュリティ市場拡大の伴う、市場調査の調査内容、セキュリティ区分の見直しを行う。

２．WGの年間活動予定

・上半期：調査対象企業、市場区分の精査、その他実態調査の実施
・下半期：市場規模推計作業、報告書執筆作業
・通年：市場調査方法、セキュリティ区分の見直し

３．予定成果物

・2018年度情報セキュリティ市場調査データ

※守秘義務契約の締結が必要になります。

組織で働く人間が引き起こす不正・事故対応WG

１．WGの活動目的

(1)人の意識や組織文化、
(2)組織の行動が影響を受ける社会文化や規範、
(3)不正を防ぐシステム、
の３方向から「組織で働く人間が引き起こす不正・事故」に対する考察を深め、ベストプラクティスの紹介、提案、啓発を行うことを目的とする。 2019年度も引き続き、特に(1)に重点をおいた活動を行う。

２．WGの年間活動予定

(1) 1ヶ月に1回程度の頻度でミーティングを行い、上記の目的を達成すべく活動する。
(2) ヒアリング先の組織の開拓とヒアリング調査については随時行う。
　　調査内容を記事に起こす作業は、調査後できるだけ速やかに行う。
(3) 組織文化醸成によるES向上のためには、人々の意識を変えることが不可欠であるためJNSA Pressなどを活用した積極的啓発活動を展開したい。
（NSF等における人事・組織担当者を集めた情報交換WS, PD等も検討したい。また、ヒアリング先開拓に関し、JNSA会員企業の積極的協力をお願いしたい。）

３．予定成果物

(1)「組織文化醸成によるES向上」に向けた各組織の取組事例ヒアリング調査と、調査内容をベースとしたWeb記事の公開。
(2) JNSA Pressへの寄稿、セミナー等への積極的出講による啓発活動の展開。

IoTセキュリティWG

１．WGの活動目的

IoTに関連するセキュリティの啓発を目的としてセミナーを開催するとともに、IoTセキュリティを導入するための、すぐに使えるガイドの作成と公開に向けた活動を行う。

２．WGの年間活動予定

・月例会会合の開催
・メンバー有志を募り、ガイドの企画、作成を行う
・セミナーの開催

3．予定成果物

　

・（仮題）IoTセキュリティを導入するためのすぐに使えるガイド

脅威を持続的に研究するWG

１．WGの活動目的

昨年度に引き続き、サイバーセキュリティを取巻く環境の変化に応じ顧客ニーズや課題を捉え直し、国内外における新たなビジネスアプローチやマーケットの構図の変化を調査する。情勢に応じた旬なネタを集めた情報交換会を実施する。また、公益社団法人日本医業経営コンサルタント協会と連携し、医療分野机上演習を実施する。本年度は、2018年度作成の医療分野シナリオを基に病院職員を対象に、近畿地区協議会の各支部主催（支援：研究会）において横展開を図る。

２．WGの年間活動予定

・会合（協働の会）開催（半期に1回）
・キックオフミーティング（６月）
・情報漏えいシナリオの改修調査（７〜８月）
・新規情報漏えいシナリオの開発（９〜１２月）
・公益社団法人日本医業経営コンサルタント協会近畿地区主催の机上演習実施（２月）