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教育部会
2020年度活動内容

部会長:平山 敏弘(学校法人電子学園)

社会のニーズや時代の変化に適合したセキュリティ人材育成のため、必要とされる知識・技能等の検討を行い、実際に大学や専門学校等で評価実験を行う。また、情報セキュリティ教育のコンテンツとして、講義シラバスや講義資料およびSecBoK2020年版の作成・公開を通じて、教育界・産業界への展開・使用を促進することで、情報セキュリティ人材の育成に貢献する。2020年度も引き続き情報系大学における講義カリキュラム指標であるJ17との連携とASEANを中心とした海外教育機関との連携によるセキュリティ人材育成への貢献を目指す。
さらに、継続して講師データベースへの登録講師や講師予備軍の若手による講義・勉強会の開催等、教える場の提供を支援することにより、JNSA教育部会メンバーのスキル向上を目指す。加えてセキュリティコンテストとは異なる新たな実践教育ツールの開発や検証に対しても検討を行う。
SecBoK2020更新版の作成、および大学での使用事例などを盛り込んだ利用ガイド版作成などの活動を実施する。
<年間活動予定>
・前期(4-8月)IPA ITSS+セキュリティ改定に伴う連携準備
・後期(9-3月)SecBoK2020(もしくはSecBoK2021)改定版の作成作業
<予定成果物>
・SecBoK2020

ゲーム教育WG

リーダー:長谷川 長一(株式会社ラック)
1.WGの活動目的
ボードゲームやカードゲームを利用したサイバーセキュリティ教育の普及と企画、ゲーム教育のノウハウのナレッジ化、ゲーム教育のファシリテーターの育成。
2.WGの年間活動予定
・4〜7月 「MalwareContainment」デジタル版のテスト運用
・8〜10月「MalwareContainment」デジタル版リリース、実証実験演習
・11〜3月 実証実験の成果のとりまとめ、「ゲーム教育ファシリテーターガイド」の作成・公開
3.予定成果物
・「Malware Containment」デジタル版(仮称)
・「ゲーム教育ファシリテーターガイド(仮)」

情報セキュリティ教育実証WG

リーダー:垣内 由梨香(日本マイクロソフト株式会社)
1.WGの活動目的
情報セキュリティを教えることが出来る高度なスキルをもった人材を育成するために、実践での大学などでの講義を通じて、実践力とハイレベルスキルの習得を目的とする。
また作成した成果物(講義コンテンツ)のJNSA会員企業への共有と他の学校関連や団体への展開を計画している。
2.WGの年間活動予定
・4-8月 岡山理科大学講義実施
・7-9月 神奈川県教育委員会 高校情報系の教員へのセキュリティ講義
・10-3月 ISEF(NPO情報セキュリティフォーラム)情報セキュリティ大学院大学と連携し、セキュリティ基本講習の実施
3.予定成果物
・セキュリティ基本教育コンテンツ
***<以下勉強会目的のWG>***

セキュ女WG

リーダー:北澤 麻理子(ドコモ・システムズ株式会社)
1.WGの活動目的
会社の枠を超えた連携を可能にし、女性セキュリティエキスパートの交流場所を提供する。 また、セキュリティに関する専門スキルを持ちたい女性を応援するための活動を行う。
2.WGの年間活動予定
・勉強会開催(講師はWG内外の有識者)
・業務上の課題に関するディスカッション(メンバ限り)
・今年度好評だったLT会をWG内で実施ほか