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教育部会
2023年度活動内容

部会長:平山 敏弘(学校法人電子学園

社会のニーズや時代の変化に適合したセキュリティ人材育成のため、必要とされる知識・技能等の検討を行い、実際に大学や専門学校等で評価実験を行う。また、情報セキュリティ教育のコンテンツとして、講義シラバスや講義資料およびSecBoK2023年英語版の作成・公開を通じて、教育界・産業界への展開・使用を促進することで、情報セキュリティ人材の育成に貢献する。また、ASEANを中心とした海外教育機関との連携によるセキュリティ人材育成への貢献を目指す。
さらに、継続して講師データベースへの登録講師や講師予備軍の若手による講義・勉強会の開催等、教える場の提供を支援することにより、JNSA教育部会メンバーのスキル向上を目指す。
【SecBoK関連】
SecBoK2023更新版の作成、および使用事例などを盛り込んだ利用ガイド版作成などの活動を実施。
【辻井論文賞関連】
JNSAが、「辻井重男セキュリティ論文賞」の構成団体の1組織として、教育部会が代表して、運営委員会委員および査読委員として参画している。運営委員及び査読委員については、毎年複数名にご協力を頂いている。この活動は、若手セキュリティ研究者支援及び育成の一環として実施している。
<年間活動予定>
・SecBoK改定委員会
前期(2023年4月-8月)NIST NICEフレームワーク項目との連携準備
後期(2023年9月-3月)SecBoK2023改定版の作成作業
・辻井論文賞関連
2023年11月-1月 運営委員会(募集要項に関する検討中心)
2024年1月-2月 論文募集
2024年2月-3月 論文査読、および審査
<予定成果物>
・SecBoK改定委員会|SecBoK2023
・辻井論文賞関連|表彰論文の選定、および講評など

教育部会のセミナーや成果報告はこちら>>
セキュカフェイベントレポートはこちら>>

ゲーム教育WG

リーダー:長谷川 長一(株式会社ラック)
1.WGの活動目的
サイバーセキュリティのボードゲームやカードゲーム、ゲーミフィケーション要素のあるイベントや教育などに関わる調査や企画、当WG制作の「セキュリティ専門家人狼」「Malware Containment」の普及プロモーションや講師派遣(主に大学・高専等の教育機関)、ゲーム教育のファシリテーター育成等を行う。
2.WGの年間活動予定
2023年4月〜2024年3月 ゲーム教育に関する調査・研究・プロモーション、講師派遣
2023年8月 K-SECサマースクール講師派遣
2023年10月 コンピュータセキュリティシンポジウム2023出展
2023年11月 中小企業大学校東京校 講師派遣
2023年12月 K-SECウインタースクール講師派遣
2024年3月 K-SECスプリングスクール講師派遣

情報セキュリティ教育実証WG

リーダー:垣内 由梨香(日本マイクロソフト株式会社)
1.WGの活動目的
情報セキュリティを教えることが出来る高度なスキルをもった人材を育成するために、実践での大学などでの講義を通じて、実践力とハイレベルスキルの習得を目的とする。
また作成した成果物(講義コンテンツ)のJNSA会員企業への共有と他の学校関連や団体への展開を計画している。
2.WGの年間活動予定
2023年4月-8月 岡山理科大学講義実施
2023年8月 K-SECサマースクール講師派遣
2023年11月 中小企業大学校研修講師派遣
2023年12月 K-SECウインタースクール講師派遣
2024年3月 K-SECウインタースクール講師派遣
時期未定:教育部会ゲームWGと協力し産学連携プロジェクトの推進および講師派遣
通年:講師スキル向上のための勉強会開催および講師に必要なスキルの整理
3.予定成果物
情報セキュリティ講義の講義資料
中小企業向け情報セキュリティ講義の講義資料
クラウドサービス セキュリティ 講義の演習
◆活動紹介紹介
  • 2022年10月14日に開催した「2022年度JNSA活動報告会」でのWG活動紹介講演の動画になります。※音量にご注意下さい。再生時間は約15分程度です。mp4ファイルを再生します。

***<以下勉強会目的のWG>***

セキュ女WG

リーダー:北澤 麻理子(エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社)
1.WGの活動目的
会社の枠を超えた連携を可能にし、女性セキュリティエキスパートの交流場所を提供する。 また、セキュリティに関する専門スキルを持ちたい女性を応援するための活動を行う。
以下のような過去の活動に基づき、勉強会、会合を継続する。
・女性のキャリア形成や仕事の進め方など、相談ができる場を提供
・守秘義務を守りつつ、業務で得た疑問を話しあったり、他社の事例を紹介しあう場の提供
・セキュリティの仕事は幅広のため、他の人が従事している業務を知る機会を提供
・仕事、育児、介護、自身の自由時間をどのようにマネジメントするかTipsを得るためのタイムマネジメントの情報交換を実施
・プレゼン経験を積むため全員がプレゼンターとなり、参加者全員からフィードバックをもらう会を実施
・ワーキンググループメンバーが講師の勉強会を開催
・外部有識者の講演会を主催
2.WGの年間活動予定
・ワーキンググループメンバーや外部講師による勉強会開催等
・2023年4月 勉強会開催予定
テーマ:仮)セキュ女のたしなみ
セキュリティ関連のガイドラインを体系的にみてみよう
※活動開始後にワーキンググループメンバーが話し合い、活動計画を作成

教育部会産学連携プロジェクト(新)

リーダー:長谷川 長一(株式会社ラック)
1.WGの活動目的
JNSA教育部会と教育機関(大学、高専、専門学校等)との産学連携活動(主に学生向けの講座やイベント)の企画・運営、実施を行う。その際の講師やスタッフは教育部会メンバーを予定している。
実施にあたっては「SECCON」「JNSAインターンシップ」「セキュリティキャンプ」「enPiT Security」「K-SEC」など、様々な学生向けイベントや活動、各団体とのより一層の連携を図っていく。
2.WGの年間活動予定
2023年4月〜2024年3月 産学連携活動のため、関連各団体との検討・企画会議等
2023年6月頃 「JNSA産学連携プロジェクトキックオフイベント(仮称)」オンライン開催
2023年7月〜9月 「JNSAカフェ(仮称)」の実施。オンラインおよび対面+オンラインのハイブリッドで、計10回程度
2023年7月〜9月 「JNSAサマースクール」を全国5か所で、対面およびハイブリッドで実施