HOME >  部会・WGについて > 2023年度活動内容 > サイバーセキュリティ産学連携推進協議会

サイバーセキュリティ産学連携推進協議会

代表:大塚玲(情報セキュリティ大学院大学)
本協議会は、サイバーセキュリティに関係する産学の連携を図ることで、効果的な研究・開発・人材育成を支援し、わが国 のサイバーセキュリティ向上に寄与するため、次の事業の実施を目的に活動しています。
1. サイバーセキュリティに関する情報交換
2. サイバーセキュリティ分野の産学協力関係の構築、および課題の収集、解決に向けた活動
3. 我が国のサイバーセキュリティと関連事業の発展に資する共同研究・共同開発の支援
4. サイバーセキュリティ分野の共同研究・開発活動
5. シンポジウム・サロン等のイベント開催による会員間の交流促進および対外的な情報発信
6. サイバーセキュリティ分野における研究動向、産業動向、政策動向の調査研究
7. サイバーセキュリティ分野の産学連携を通じた人材育成

活動概要

・2023年度の年間スケジュール
第5回 産学連携サロン|2023年6月22日(木)会場:TBD
テーマ「我が国の産学連携推進に向けて」プログラム、詳細はこちら(PDF)>>
IAC3シンポジウム2023|2023年9月21日(木) 会場:会議するなら 新橋貸会議室 8E会議室
第6回 産学連携サロン|2023年11月下旬 会場:TBD
第7回 産学連携サロン|2024年2月下旬 会場:TBD
・過去のイベント(2022年度)
・第1回 産学連携サロン|2022年6月30日(木) 会場:TKP新橋カンファレンスセンター(オンライン併用)
開催概要はこちら>>
・第2回 産学連携サロン|2022年9月28日(水) 会場:加瀬の貸し会議室 虎ノ門ホール(オンライン併用)
開催概要はこちら>>
・第3回 産学連携サロン|2022年12月15日(木) 会場:「会議するなら」新橋貸会議室5A会議室(オンライン併用)
開催概要はこちら>>
・第4回 産学連携サロン|2023年3月7日(火) 会場:オンライン
開催概要はこちら>>
イベントについての問い合わせ先
サイバーセキュリティ産学連携推進協議会 担当:橋本(幹事)
Email:

運営委員会(2023年4月現在)

代表
大塚玲(情報セキュリティ大学院大学)
幹事
小村誠一(エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株式会社)
橋本正樹(情報セキュリティ大学院大学)※2024年度ご所属変更あり
三村守(防衛大学校)
米村恵一(木更津工業高等専門学校)
運営委員
阿萬聖(ジェイズ・コミュニケーション株式会社)
加藤雅彦(長崎県立大学)
齊藤泰一(東京電機大学)
佐藤健(NRIセキュアテクノロジーズ株式会社)
滋野謙太郎(岩崎学園)
下村正洋(特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会)
砂原秀樹(慶應義塾大学)
冨田高樹(みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社)
松浦幹太(東京大学生産技術研究所)
丸山司郎(株式会社FFRIセキュリティ)
三宅優(KDDI株式会社)
宮地充子(大阪大学)
森達哉(早稲田大学)
森井昌克(神戸大学)
矢野由紀子(日本電気株式会社)
山内利宏(岡山大学)
吉岡克成(横浜国立大学)
顧問
田中英彦(岩崎学園)

設立について

趣意書:サイバーセキュリティ分野における研究所や大学と、サイバーセキュリティ関連企業との連携について
2021年7月27日 JNSA会長 田中英彦

情報技術が多用され、今後の社会生活にITは益々重要な役割を占めることが考えられます。
しかし、それをきちんと成功させるためには、そのベースにサイバーセキュリティ対策が機能していることが必要です。一方でサイバー攻撃は、益々激しく、また高度になり、それを防ぎきれていないのが現状です。
サイバー攻撃が突くシステムの脆弱性は、既存ソフトウエアのみならず、新しく作られる様々なソフトウエアに存在し、脆弱性の増加に対策が追い付いていないのが現状です。従って、この状況を抜本的に解決することに向けて、知恵を絞ることが求められます。研究所や大学はその研究をすることが期待されますし、セキュリティ対策企業は、サイバー攻撃の現状やそこから考えられる対策のニーズを明らかにして研究所や大学に伝える必要があります。
しかしながら、従来の両セクター間の連携は余り活発ではなく、互いに相手の状況を十分に 理解していないのが現状ではないでしょうか。それはお互いに不幸なことです。日本の研究 機関や大学は従来、基礎的な分野で世界的に優れた成果を出してきた歴史があり潜在的に 大きな力を有しています。しかし、従来、セキュリティ業界は、国内よりも外国に目を向け、 そこで開発された製品や手法をわが国に紹介することが多く、わが国の研究機関や大学に セキュリティ業界が抱える問題点をきちんと示し、その解決策を創り出すことに向けて密 な協力をする努力が不足していたのではないでしょうか。
そこで、これからの力強いセキュリティ業界を創造してゆくために、これら両セクターに属する人々が顔を合わせ、定期的に情報交換をし、対策に向けて密な意見交換をすることから連携を始めるのはとても意義あることだと思います。そのような連携活動を開始致したく、ここにその活動グループへの皆様のご参加をお願いしたいと思います。
その連携の結果として、両セクター間の垣根が取り払われ、実務的な研究開発が盛んになり、セキュリティ企業活動の隆盛に繋がり、サイバー対策が充実して安全なIT活用による社会活動の発展に寄与できればこれに優る喜びはありません。

会則

こちらからPDFでご覧ください。>>