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標準化部会
2019年度活動内容

部会長:中尾 康二(国立研究開発法人情報通信研究機構)
副部会長:松本 泰(セコム株式会社)

引き続き、業種・業界・分野等の標準化・ガイドライン化などを推進する。
特に、JNSA目線のセキュリティベースラインの提供、情報セキュリティ対策ガイドラインの策定などを進める。また、国際標準/国際連携との親和性の高い案件については、国際標準への提案やコメントや日韓連携案件も視野に入れて、議論を進める。

デジタルアイデンティティWG(旧:アイデンティティ管理 WG)

リーダー:宮川 晃一(日本電気株式会社)
1.WGの活動目的
エンタープライズのみならず、広くデジタルアイデンティティに関する様々な課題を検討し、デジタル社会の基礎ととなるIDの重要性の啓蒙やプライバシー関連の問題提起等を行う。
2.WGの年間活動予定
・認証/認可要素とその関係の整理
・IDoT(Identity of things)
・特権IDの監査方法の考察
・クレデンシャル情報の歴史の整理
・アイデンティティLT大会
・初心者向け教育コンテンツの整理
4月 WGメンバー新規募集
5月 WGキックオフ(新メンバーを含めて)
6月 JNSA活動報告会にて昨年度の成果発表
10月 アイデンティティLT大会
3月 WG活動報告
3.予定成果物
・認証要素、認可要素、その関係の整理(研究レポート)
・クレデンシャル情報の歴史の整理(研究レポート)

国際化活動バックアップWG

リーダー:中尾 康二(国立研究開発法人情報通信研究機構)
1.WGの活動目的
国際標準化活動の情報共有、及び国際標準化(IoTエラーログに関する)の支援を継続的に実施する。ままた、韓国KISIAとの意見交換を継続し、韓国セキュリティベンダーグループとの連携の在り方も検討する。 さらに、IoTセキュリティに関する国際標準化(経済産業省主体)を視野に入れたJNSAとしての貢献を本格化していく予定である。
2.WGの年間活動予定
・日韓会合開催予定
・8月ITU-T SG17活動の支援
3.予定成果物
・日韓連携作業によるIoTセキュリティガイドライン(案)
・ITU-T 勧告草案 “Standard format of IoT error logs for security incident operations (X.elf-IoT)”

電子署名WG

リーダー:宮崎 一哉(三菱電機株式会社)
1.WGの活動目的
電子署名関連技術の相互運用性確保のための調査、検討、標準仕様提案、相互運用性テスト、及び電子署名普及啓発を行う。
2.WGの年間活動予定
・電子署名WG/標準原案作成TF/リモート署名TF(年30回程度)
・ISO/TC154*1国内審議委員会の運営支援、欧州電気通信標準化機構/電子署名基盤技術委員会(ETSI/ESI*2)会議参加、ISO/SC34*3及びJAHIS*4のリエゾン
・PKI Day等講演会の開催
3.予定成果物
・署名検証プロセスに関する標準仕様ドラフト
・長期署名プロファイルの改定案
*1 Processes, data elements and documents in commerce, industry and administration:行政・商業・工業用書式及び記載項目
*2 ETSI: European Telecommunications Standards Institute /ESI:Electronic Signatures and Infrastructure
*3 文書の記述と処理の言語:Document description and processing languages
*4 Japanese Association of Healthcare Information Systems Industry 、一般社団法人保健医療福祉情報システム工業会

IoT機器セキュリティログ検討WG

リーダー:阿部 健二(株式会社ラック)
1.WGの活動目的
「IoT機器のセキュリティログの国際標準化」と「IoT機器のインシデント対応を行いやすくするための環境整備」を目的とし、機器提供組織のインシデント対応の負担軽減やセキュリティサービスを提供する組織のビジネス拡大を図る。
2.WGの年間活動予定
・上期:IoT機器におけるセキュリティログの議論集約、ITU-Tとの連携
・下期:検討内容の文書化、概要公開
3.予定成果物
未定

日本ISMSユーザグループ

リーダー:魚脇 雅晴(NTTコム ソリューションズ株式会社)
1.WGの活動目的
ISMS認証取得企業(ユーザ)とISMSの専門家が連携し、意見交換・議論を進めることでISMSの構築・運用に関わるユーザ視点でのベストプラクティスを提供し、日本における健全かつ効果的なISMS普及・促進に貢献する活動を行う。
2.WGの年間活動予定
・インプリメンテーション研究会におけるISMSの構築や運用における課題検討(毎 月)
・情報セキュリティマネジメントセミナーの開催と研究結果の発表(12月)
3.予定成果物
必要に応じて、成果物として以下に関連するものをまとめ、公開する。
・「最新の環境変化に伴うISMSの実装検討」
・「各社の事例から学ぶISMSの実装について」
***<以下勉強会目的のWG>***

PKI相互運用技術WG

リーダー:松本 泰(セコム株式会社)
1.WGの活動目的
PKIの相互運用を中心に、情報交換を行い、その方向性をPKI day などのイベントで公開していく。
2.WGの年間活動予定
・年3回のIETF報告会
・暗号アジリティに関する勉強会、IoTに関のトラストに関する勉強会等を開催
・PKI day 2019を開催
3.予定成果物
・PKI day 2019の開催資料