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2008年度 JNSA表彰のご報告


JNSAでは、情報セキュリティ向上のための活動を積極的に行い広く社会に貢献した、あるいはJNSAの知名度向上や活動の活性化等に寄与した個人、団体、JNSAワーキンググループを対象に「JNSA賞」と称する表彰を贈る制度を、2006年度に発足いたしました。
この賞は、情報セキュリティの向上に寄与された方々を広く紹介し、その活動を称え、更に積極的な活動をしていただけるよう、設置したものです。この賞が、広く社会に情報セキュリティが根付く発端となり、より良い社会を実現できる一助になればと考えています。

受賞者決定まで

2008年9月に、過去にJNSAの知名度向上、活動の活性化、また広く社会の情報セキュリティの向上に貢献した個人、団体、JNSAワーキンググループの推薦(自薦、他薦は問わず)を募集し、10月の幹事会で推薦候補者の決定、11月に佐々木会長と各部会長の選考委員会で受賞者を決定しました。

表彰式

2009年1月20日に八重洲富士屋ホテルにおいて行われたJNSA新年賀詞交歓会の場にて、JNSA賞受賞者の表彰式を行いました。
当日は、JNSA会員95名、ならびに来賓23名が見守る中、佐々木会長より、各受賞者への表彰状・表彰楯・金一封の授与が行われました。

2008年度 受賞者

2008年度JNSA賞受賞者

個人の部(3件)
◇活動成果が社会に対して広く認知され、セキュリティの向上に貢献
島岡 政基 氏 (セコム株式会社IS研究所)
日本PKIフォーラムにおける活動、IETFにおけるマルチドメインPKIに関するRFCの執筆などを行い、日本のITセキュリティ技術に関してのPKI普及、具体化および啓発活動を行い、国際間でのPKI技術の協調および技術の向上に大きく貢献した。
原田 季栄 氏 (株式会社NTTデータ)
日本発のセキュリティ強化OSとして、世界にも主要セキュリティ強化実装として広くその名前を知られる「TOMOYO Linux」のプロジェクトマネージャーとして、日本の情報セキュリティ技術の向上に大きく貢献した。
与儀 大輔 氏 (株式会社ラック)
教育事業者連絡会を発足し、教育事業者の連携と日本の情報セキュリティ政策へ影響を与えたことにより、JNSAの活動ならびに情報セキュリティの向上に大きく貢献した。
ワーキンググループ(WG)の部(1件)
◇WGの活動成果が社会に対して広く認知され、セキュリティの向上に貢献
セキュリティ市場調査WG(WGリーダー:情報経済研究所 勝見 勉 氏)
2004年度に経済産業省の委託として開始し、以降継続事業として実施することで、不透明であった情報セキュリティ市場の実態把握と将来展望の明確化に大きく貢献した。
特別賞(2件)
◇インターネット安全教室を中心とする情報セキュリティ普及啓発活動を活発に実施することにより、広く一般社会のセキュリティ知識の向上に貢献。
株式会社富山県総合情報センター(代表取締役社長 福岡 隆 氏)
特定非営利活動法人情報セキュリティ研究所(代表理事 臼井 義美氏)