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2011年度 JNSA表彰のご報告


JNSAでは、情報セキュリティ向上のための活動を積極的に行い広く社会に貢献した、あるいはJNSAの知名度向上や活動の活性化等に寄与した個人、団体、JNSAワーキンググループを対象に「JNSA賞」と称する表彰を贈る制度を、2006年度に発足いたしました。
この賞は、情報セキュリティの向上に寄与された方々を広く紹介し、その活動を称え、更に積極的な活動をしていただけるよう、設置したものです。この賞が、広く社会に情報セキュリティが根付く発端となり、より良い社会を実現できる一助になればと考えています。

受賞者決定まで

2011年9月に、過去にJNSAの知名度向上、活動の活性化、また広く社会の情報セキュリティの向上に貢献した個人、団体、JNSAワーキンググループの推薦(自薦、他薦は問わず)を募集し、10月の幹事会で推薦候補者の決定、11月に田中英彦会長と各部会長の選考委員会で受賞者を決定しました。

表彰式

2012年1月25日にベルサール神田で行われたJNSA新年賀詞交歓会の場にて、JNSA賞受賞者の表彰式を行いました。 当日は、田中会長より各受賞者へ表彰状・表彰楯・金一封が授与されました。

2011年度 受賞者

2011年度JNSA賞受賞者

 個人の部(1件)
◇情報セキュリティ向上のための活動を積極的に行いJNSAの活動の活性化等に寄与
元持 哲郎 氏 (アイネット・システムズ株式会社)
中小企業に軸足を置いた西日本支部の成果物作成を目的としたWG活動のリーダとして、10年間に亘る支部活動に貢献。出社してから退社するまでのリスク対策WGのリーダとして、「出社してから退社するまで 中小企業の情報セキュリティ対策実践手引き」を作成した。
 ワーキンググループ(WG)の部(1件)
◇WGの活動が協会の活性化ならびに情報セキュリティの向上に大きく貢献
情報セキュリティ対策マップ検討WG
(WGリーダー:富士通株式会社 奥原 雅之 氏)
「情報セキュリティ対策マップ」の作成に向けて、コンスタントなWG活動を4年間継続している。
その他キーマンズネットでの記事執筆などの対外活動にも積極的に関与し、JNSAの知名度向上と情報セキュリティの向上に大きく貢献した。
 特別賞(4件)
◇インターネット安全教室を中心とする情報セキュリティ普及啓発活動を活発に実施することにより、広く一般社会のセキュリティ知識の向上に貢献した。
特定非営利活動法人鹿児島インファーメーション
特定非営利活動法人栃木県シニアセンター
◇活動が情報セキュリティの向上に寄与
日本マイクロソフト株式会社
カスタマーサービス&サポート セキュリティレスポンスチーム
世界で唯一、米国と同時にセキュリティ情報を母国語(日本語)で公表する活動を長年にわたって続けている。日本特有の利用環境にあわせた情報セキュリティ情報の提供を継続的に行っており、わが国の情報セキュリティの向上に貢献した。
sutegoma2
日本におけるCTF(Capture The Flag)競技の普及啓発活動と、世界で最も有名なCTFコンテストであるDEFCONのCTFの予選を日本チームで初めて2位突破し、またマレーシアでのHack in the Box2011においては見事優勝し、わが国の情報セキュリティの向上に大きく貢献した。