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教育部会
2025年度活動内容

部会長:平山 敏弘(学校法人電子学園)

社会のニーズや時代の変化に適合したセキュリティ人材育成のため、必要とされる知識・技能等の検討を行い、実際に大学や専門学校等で評価実験を行う。また、情報セキュリティ教育のコンテンツとして、講義シラバスや講義資料およびSecBoK2025年更新版の作成・公開を通じて、教育界・産業界への展開・使用を促進することで、情報セキュリティ人材の育成に貢献する。
さらに、継続して講師データベースへの登録講師や講師予備軍の若手による講義・勉強会の開催等、教える場の提供を支援することにより、JNSA教育部会メンバーのスキル向上を目指す。
【SecBoK関連】
SecBoK2025更新版の作成および使用事例などを盛り込んだ利用ガイド版作成などの活動を実施。
【辻井論文賞関連】
「 辻井重男セキュリティ論文賞」の支援団体の1組織として、教育部会がJNSAを代表して、運営委員会委員および査読委員として参画している。運営委員及び査読委員については、毎年複数名にご協力を頂いている。この活動は、若手セキュリティ研究者支援及び育成の一環として実施している。

<年間活動予定>
・SecBoK改定委員会
前期(4-8月)SecBoK2025改訂版の検討作業
後期(9-3月)SecBoK2025改定版公開に向けての作業
・辻井論文賞関連
2025年11月-1月 運営委員会(募集要項に関する検討中心)
2026年1月-2月  論文募集
2026年2月-3月  論文査読、および審査
2026年4月  発表・表彰
<予定成果物>
SecBoK改定委員会|SecBoK2025 改訂版
・辻井論文賞関連|表彰論文の選定、および講評など
教育部会のセミナーや成果報告はこちら>>
セキュカフェイベントレポートはこちら>>

ゲーム教育WG

リーダー:長谷川 長一(株式会社ラック)
1.WGの活動目的
サイバーセキュリティのボードゲームやカードゲーム、ゲーミフィケーション要素のあるイベントや教育などに関わる調査や企画、当WG制作の「セキュリティ専門家人狼」「Malware Containment」及び新規制作ゲーム教材(名称未定)の普及プロモーションや講師派遣(主に大学・高専等の教育機関)、ゲーム教育のファシリテーター育成等を行う。
※ なお、講師派遣活動については産学連携プロジェクトとしても実施する。
2.WGの年間活動予定
・2025年4月〜2026年3月 ゲーム教育に関する調査・研究・プロモーション、講師派遣
・2025年4月〜7月 新作ゲーム教材の制作
・2025年7月〜9月 新作ゲーム教材の制作・実証実験教育の実施、お披露目イベントの開催、ファシリテーションマニュアルの作成
3.予定成果物
・新作ゲーム教材「タイトル未定」及びファシリテーションマニュアル

情報セキュリティ教育実証WG

リーダー:垣内 由梨香(日本マイクロソフト株式会社)
1.WGの活動目的
情報セキュリティを教えることが出来る高度なスキルをもった人材を育成するために、実践での大学などでの講義を通じて、実践力とハイレベルスキルの習得を目的とする。
また作成した成果物(講義コンテンツ)のJNSA会員企業への共有と他の学校関連や団体への展開を計画している。
2.WGの年間活動予定
・2025年4月-8月 岡山理科大学講義実施
・2025年8月 KOSEN Security Educational Center (K-SEC)サマースクール講師派遣
・2025年11月 中小企業大学校研修講師派遣
・2025年12月 K-SECウインタースクール講師派遣
・2026年3月 K-SECスプリングスクール講師派遣
・通年:SEA/J との共同でSEAJ認定講師の認定、講師育成、およびSEAJの講義資料・試験の改訂
・通年:講師スキル育成のプロジェクトの発足
・通年:講師スキル向上のための勉強会開催および講師に必要なスキルの整理
3.予定成果物
・情報セキュリティ講義の講義資料
・中小企業向け情報セキュリティ講義の講義資料
・クラウドサービス セキュリティ 講義の演習
・講師スキル育成のための手引き、育成資料、スキルチェックシートなど
***<以下勉強会目的のWG>***

セキュ女WG

リーダー:北澤 麻理子(エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社)
1.WGの活動目的
企業の枠を超えた連携を可能にし、女性セキュリティエキスパートの交流場所を提供する。また、セキュリティに関する専門スキルを持ちたい女性を応援するための活動を行う。
主な活動は以下のとおり。
・女性のキャリア形成や仕事の進め方など、相談ができる場を提供
・セキュリティの仕事は幅広のため、他の人が従事している業務を知る機会を提供
・守秘義務を守りつつ、業務で得た疑問を共有、他社の事例を紹介しあう場の提供
・ワーキンググループメンバーが講師の勉強会を開催
・外部有識者の講演会を主催
・仕事、育児、介護、自身の自由時間をどのようにマネジメントするかTipsを得るためのタイムマネジメントの情報交換を実施
2.WGの年間活動予定
・2025年4月 外部講師による勉強会開催予定
・月1回程度のWGメンバー会合
・ワーキンググループメンバーや外部講師による勉強会開催等

教育部会産学連携プロジェクト

リーダー:長谷川 長一(株式会社ラック)
1.WGの活動目的
JNSA教育部会と教育機関(大学、高専、専門学校等)との産学連携活動(主に学生向けの講座やイベント「セキュリティチャレンジスクール」)の企画・運営、講師派遣による実施を行う。
実施にあたっては「JNSAインターンシップ」「enPiT Security」「K-SEC」など、様々な学生向けイベントや活動、各団体とのより一層の連携を図り、連携講座の企画・実施も行う。
2.WGの年間活動予定
・2025年4月〜2026年3月 産学連携活動のため、関連各団体との検討・企画会議等を開催し、大学、高専への講師派遣、学生向けイベント「セキュリティカフェ」を実施
・2025年8月〜9月 「セキュリティチャレンジスクール・夏期」の開催、K-SECサマースクールへの講師派遣
・2025年10月〜2026年2月 一関高専授業への講師派遣
・2026年3月enPiT Security +K-SEC+JNSA連携講座の開催
・2026年3月「セキュリティチャレンジスクール・春期」の開催