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調査研究部会
2022年度活動内容

部会長:前田 典彦(株式会社FFRIセキュリティ)

情報セキュリティにおける各種の調査および研究活動を行う。
セキュリティ被害、情報セキュリティ市場などの統計分析事業、および、重要度や緊急度の高いテーマに関する脅威分析、対策研究を推進します。
また、適切な時期、形式を用いて適宜情報公開を行い、調査研究における成果を広く社会に還元するとともに、新規性や緊急性の高いテーマの検討が必要となる場合においては、勉強会、BoFなどを随時行うなどして、柔軟かつ迅速な対応を行っていきます。

セキュリティ市場調査WG

リーダー:礒部 良輔(興安計装株式会社)
サブリーダー:玉川 博之(AKKODiSコンサルティング株式会社)
1.WGの活動目的
国内で情報セキュリティに関するツール、サービス等の提供を事業として行っている事業者を対象として、推定市場規模データを算出し報告書として公開する。
また、近年のセキュリティ市場拡大の伴う、市場調査の調査内容、セキュリティ区分の見直しを継続して実施予定。
2.WGの年間活動予定
・原則月2回(24回/年程度)のWG会議を実施する。
3.予定成果物
・2021年度情報セキュリティ市場(国内)調査報告書
※守秘義務契約の締結が必要になります。

組織で働く人間が引き起こす不正・事故対応WG

リーダー:甘利 康文(セコム株式会社)
1.WGの活動目的
(1)人の意識や組織文化、
(2)組織の行動が影響を受ける社会文化や規範、
(3)不正・事故を防ぐシステム、
これらの3方向から「組織で働く人間が引き起こす不正・事故」に対する考察を深め、ベストプラクティスの紹介、提案、啓発を行うことを目的とする。
2022年度も引き続き、特に(1)に重点をおいた活動を行う。
また、コロナ禍で日常になったテレワーク環境下における取組も積極的に聞き出したい。
2.WGの年間活動予定
(1) コロナ禍という逆風下ではあるが、状況を見ながらヒアリング先の開拓を行い、上記の目的を達成すべく活動する。Nonverbalな情報を得るため実際に訪問する方向性とするが、訪問先の状況により、オンラインを含めて柔軟に対応する。ヒアリング先の開拓に関しては、組織の人事部門のみならず、識者も想定して、積極的な開拓を行いたい。
(2) 調査内容を記事に起こす作業、読合せのWGは、(Onlineも活用し、)調査後できるだけ速やかに行う。
(3) 組織文化醸成によるES向上のためには、人々の意識を変えることが不可欠であるためJNSAの協会誌、サイトなどを活用した積極的啓発活動を展開したい。
(ヒアリング先開拓に関し、JNSA会員企業の積極的協力をお願いしたい。)
3.予定成果物
(1)「組織文化醸成によるES向上」に向けた各組織の取組事例ヒアリング調査と、調査内容をベースとしたWeb記事の公開。
(2) JNSA Pressへの寄稿、セミナー等への積極的出講による啓発活動の展開。

インシデント被害調査WG

リーダー:神山 太朗(あいおいニッセイ同和損害保険株式会社)
サブリーダー:西浦 真一(キヤノンITソリューションズ株式会社)
1.WGの活動目的
サイバーインシデント被害者に発生しうる、金銭的負担項目とその被害額を調査・算定し、成果物としてまとめる。
2.WGの年間活動予定
・月1回程度の頻度でWGミーティング
・成果物のリリース、およびそれに伴う発表
・成果物作成に向けた調査
3.予定成果物
・報告書:「インシデント損害額調査レポート2022」

***<以下勉強会目的のWG>***

IoTセキュリティWG

リーダー:松岡 正人(日本シノプシス合同会社)
1.WGの活動目的
IoTセキュリティに関連する調査研究を継続する。
2.WGの年間活動予定
定期的なオンラインでの会合とIoTの開発者を招聘した勉強会の開催

脅威を持続的に研究するWG

リーダー:甲斐根 功(株式会社日立システムズ)
1.WGの活動目的
サイバーセキュリティを取巻く環境の変化に応じ顧客ニーズや課題を捉え直し、国内外における新たなビジネスアプローチやマーケットの構図の変化を調査し、情報交換会(協働研究会)を介して、情報発信する。
2.WGの年間活動予定
・キックオフミーティング(4月)
・情報交換会(協働の会)開催(4回/年)

AIセキュリティWG

リーダー:福井 将樹(エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株式会社)
1.WGの活動目的
AIのセキュリティに関して、「セキュリティ診断、ペンテスト、SOC業務等、セキュリティ対策へのAI応用に関する技術調査」、「機械学習システムやAIシステム、およびそこで扱われる学習データ等を守るためのセキュリティ技術に関する技術調査」の2つのテーマに対して、勉強会レベルから活動を行い、調査報告をまとめる。
2.WGの年間活動予定
・月1回のミーティング(勉強会)実施
・有識者を招待して講演会、セミナーを企画
*****<2021年度で活動終了:セキュリティ被害調査WG>*****