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調査研究部会
2013年度活動内容

部会長:加藤 雅彦氏(株式会社インターネットイニシアティブ)

主に調査活動と技術的研究や勉強会などを行っていく。 調査事業としては被害調査および市場調査を2大事業として推進し、技術的研究としてIPv6などの新コンピューティング技術の調査研究、およびスマートフォン、SNSの安全な利用、内部犯行等に関する調査研究を行う。また、新たな技術の調査研究に必要な勉強会、BoFなどは随時行う。

セキュリティ被害調査WG

リーダー:大谷 尚通氏(株式会社NTTデータ)
1.WGの活動目的
発生確率調査を継続し、報告書を作成し公開する。2011年発生確率調査の結果から調査項目の修正、深堀りし、2012年の発生確率調査を実施する。2012年個人情報漏えい調査報告書を作成し公開する。
2.WGの年間活動予定

【発生確率編】
4月 2012年調査結果の分析
     トピック(検討,原案執筆)
5月 報告書(ドラフト執筆),合宿,報告書(仕上げ)
6月 成果報告会(本報告),2012年報告書リリース
8月 方針検討
9月-11月 アンケート設問確定
12月 調査会社契約,アンケートWebページ作成
1月 アンケート実施
2月 データ分析,トピック(検討,原案執筆)
3月 報告書(ドラフト執筆)
【個人情報漏えい編】
4月 2012年 上半期速報版作成・公開
5月 データレビュー(最終チェック),グラフ作成
6月 報告書(ドラフト執筆),成果報告会(速報),合同検討会(仮)
7月 報告書(仕上げ&レビュー),2012年報告書 リリース
2月 データレビュー(1-6月分)
※スケジュールは情報セキュリティ大学院大学と調整

3.予定成果物
・2012年情報セキュリティインシデントに関する調査報告書 個人情報漏えい編
・2012年情報セキュリティインシデントに関する調査報告書 発生確率編

セキュリティ市場調査WG

リーダー:木城 武康 氏(株式会社日立システムズ)
1.WGの活動目的
2004年度以来継続実施している市場調査を、同じ枠組みで実施する。
2.WGの年間活動予定
・上半期:アンケート調査、その他実態調査の実施
・下半期:市場規模推計作業、報告書執筆作業
3.予定成果物
・2013年度市場調査報告書

IPv6セキュリティ検証WG

リーダー:許 先明氏
1.WGの活動目的
現場におけるIPv6環境でのSecurityの知見を蓄積し、公開する。
・実際のIPv6環境における攻撃の観測
・IPv4環境及びIPv4/v6 DualStack環境との比較
・Server構築からの全体的なSecurity知見の収集及び公開
2.WGの年間活動予定
2013年度は、まず基礎Dataの収集に注力する。具体的には、
・観測環境の構築
・観測環境におけるデータ収集手法の検討
・観測環境への実装
を実施する
3.予定成果物
・本年度は成果物作成の予定は無いが、可能であれば環境構築及び
収集したデータの公開を行うべく努力する。

スマートフォン活用セキュリティポリシーガイドライン策定WG

リーダー:栃沢 直樹氏(トレンドマイクロ株式会社)
1.WGの活動目的
スマートフォン活用セキュリティポリシーガイドライン正式版リリース後の情報交換と改定検討
2.WGの年間活動予定
・WGの開催と正式版リリース後の情報交換会の開催
3.予定成果物
・(未定)

SNSセキュリティWG

リーダー:高橋 正和氏(日本マイクロソフト株式会社)
1.WGの活動目的
2012年度でまとめた報告書のアップデートに加えて、新たなメディアについても、報告書をまとめていく予定。あまりITに詳しくない人にとってもSNSを安全に使っていただけるような、小冊子の作成も予定している。
2.WGの年間活動予定
・報告書、小冊子の作成および更新
・セミナーなどでの発表
3.予定成果物
・報告書、小冊子等

組織で働く人間が引き起こす不正・事故対応WG

リーダー:甘利 康文氏(セコム株式会社)
1.WGの活動目的
以下の3方向から「組織で働く人間が引き起こす不正・事故」に対する考察を深め、ソリューションの提言、提案を行うことを目的とする。
(1) 人の意識や組織文化、
(2) 組織の行動が影響を受ける社会文化や規範、
(3) 不正を防ぐシステム
2.WGの年間活動予定
1ヶ月に1回程度の頻度でミーティングを行い、上記の目的を達成すべく活動する。とりあえずの具体的な成果物として、3月末にIPAから発表される「組織における内部不正ガイドライン」の「ソリューションガイド」作成を想定する。
3.成果物
・「組織で働く人間が引き起こす不正・事故」における、本質的に解決すべき課題の提示(PDF形式の文書など)
「組織における内部不正ガイドライン」の「ソリューションガイド」

シンギュラリティ調査WG

リーダー:広口 正之氏(リコージャパン株式会社)
1.WGの活動目的
コンピュータは進歩を続けているが、2045年になると人類を凌駕する知性を備えるようになると予測されている。
このシンギュラリティ、技術的特異点、または、2045年問題と称される課題に対処するため、シンギュラリティに関する海外、国内の状況調査、調査結果のまとめ、啓発のための報告書作成を行う。
2.WGの年間活動予定
年1回の報告書作成などを行う。
・検討会(年7回程度)
・シンギュラリティ大学プログラムへの参加(予算が確保できた場合)
3.予定成果物
・シンギュラリティ調査報告書(年1回)
・シンギュラリティ大学連絡役の設置 (プログラムに参加できた場合)