JNSA主催セミナー(2011年度)
JNSA時事ワークショップ
「コンピュータに関する刑法等の改正の効果と脅威」
本セミナーは終了しました
■ 日 時: | 2011年7月28日(木)16:15〜18:15 ※開始時間が変更しました |
■ 場 所: | STANDARD会議室(虎ノ門Anex) ![]() B1階 B会議室 (港区虎ノ門1-16-8 石井ビル) |
■ 主 催: | 特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA) |
■ 定 員: | 80名 |
■ 料 金: | JNSA会員・学生 無料 JNSA非会員 2000円 |
■ 概要: | |
今国会で、「情報処理の高度化に対処するための刑法等の一部を改正する法律」が成立した。サイバー犯罪条約の国内法化の一環であるが、コンピュータウイルス作成罪を創設したことで話題となっている。また、コンピュータの記録媒体の差押等コンピュータ犯罪の捜査手続きについて新たな規定を設けていることなども注目される。 ※追記 独立行政法人産業技術総合研究所 の高木浩光氏をゲストにお迎えすることが決定しました。 |
16:15-16:45 「コンピュータに関する刑法等の改正の経緯と問題点」
北沢 義博 氏(JNSA顧問/法律事務所フロンティア・ロー 弁護士)*
<概要>
コンピュータウィルス作成罪は、10年近く前から検討されてきた。 それが、コンピュータに関する刑法等の改正として今ころ制定されたのはなぜか。コンピュータウイルス作成罪は、本当に必要か。この法律は、これ以外にもコンピュータ犯罪の捜査手続に関する新しい規定を置いている。これらは、プロバイダ業者などに過度の負担をかけるおそれがある。 *JNSA顧問、内閣府情報公開・個人情報保護審査会委員、元日弁連情報問題対策委員会副委員長(サイバー犯罪条約対応を担当)など。 16:45-17:15 「証拠保全の実務」
園田 道夫 氏(JNSA研究員/サイバー大学IT総合学部准教授)
<概要>
ハードディスクのデータ保全、メモリ上のデータ保全とその分析などを中心とするフォレンジックス調査の実務的な手順の基礎的な部分と、その限界や課題について話す。また、フォレンジックス調査の目的であるタイムライン構築と、調査の材料を得るための事前準備についても触れつつ、事件や事故への対応に備える場合に気をつけるべきポイントについても言及したいと思う。 17:15-18:15 フリーディスカッション
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■ 参加申込: | 事前申込みの受付は終了しました |