JNSA Network Security Forum 2022(NSF2022)

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NSF2022 プログラム

(※)予告無く講演内容・会場が変更される場合がございます。予めご了承下さい。
講演は、日本語のみとなります。また、質疑応答の受付も予定していますが、対応は日本語のみとなります。
■ 第1日目:2022年3月8日(火) テーマ:セキュリティ教育と体制構築
開会挨拶 13:00-13:10〈10分〉
田中 英彦
(NPO 日本ネットワークセキュリティ協会 会長/情報セキュリティ大学院大学 名誉教授)
基調講演 13:15-14:05〈50分〉
「小惑星探査機はやぶさ2の軌跡 ~挑戦にコミットするチームづくり」
津田 雄一 氏(「JAXAはやぶさ2プロジェクト」プロジェクトマネージャー(JAXA教授) /
東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授)
<概要>小惑星探査機はやぶさ2は、人類未踏の小惑星リュウグウで、2度のサンプル採取や人工クレーター生成など、期待を大幅に超える数々の成果を挙げました。開 発から成果創出までに10年間、600人が関わったプロジェクトは、未踏天体への 科学的な挑戦の一方で、技術マネジメント上の挑戦でもありました。
本講演では、はやぶさ2の宇宙探査の軌跡と、チーム作りについて紹介します。
組織で働く人間が引き起こす不正・事故対応ワーキンググループによる津田氏インタビュー記事も是非お読みください。>>

NSF2022「組織で働く人間が引き起こす不正・事故対応 WG」招致講演によせて
甘利 康文 (セコム株式会社IS研究所)
活きいきと働ける職場は生産性が高く、人に起因する事件や事故も起きにくいことが、これまでの当WGの活動で確認されています。今回のNSFでは、歴史に残る偉業をなし遂げたJAXAはやぶさ2プロジェクトの津田プロジェクトマネージャーをお招きし、長期に渡る宇宙探査を推進するメンバーが活きいきと働くことができるようにするために、どう考え、どのような工夫をしたかについてお話し頂きます。「人事」というなかなか聞くことができない観点からのお話しをお願いしておりますので、ふるってご聴講頂ければ幸いです。
組織で働く人間が引き起こす不正・事故対応ワーキンググループ|インタビュー連載「日本の人事と内部不正」>>

14:05-14:10 休憩
講演1  14:10-15:00〈50分〉
「SECCONにおける実践的情報セキュリティ人材の発掘・育成」
花田 智洋 氏(SECCON実行委員長/国立研究開発法人 情報通信研究機構)
<概要>SECCONは情報セキュリティをテーマに多様な競技を開催する情報セキュリティコンテストイベントです。実践的情報セキュリティ人材の発掘・育成、技術の実践の場の提供を目的として設立されました。SECCONは活動を開始した2012年から10年以上経過しました。この期間における人材の発掘や育成がどうだったのか、SECCONで工夫している点や苦労している点等を実行委員会の運営側の視点でお伝えいたします。

講演資料ダウンロード(PDF6.6MB)
15:00-15:05 休憩
講演2  15:05-15:45〈40分〉
「JTAGの活用によるセキュリティ業務職種のキャリア展望」
持田 啓司 氏(情報セキュリティ教育事業者連絡会(ISEPA)代表(株式会社ラック))
玉川 博之 氏(ISEPA|Modis株式会社)
大槻 晃助 氏(ISEPA|株式会社ラック)
持田 啓司 氏 玉川 博之 氏 大槻 晃助 氏
<概要>情報セキュリティ教育事業者連絡会(ISEPA)では、数年にわたり、スキルの可視化によるジョブ型雇用への適切な人材配置や、セキュリティ業務職種のキャリア展望についての考察を行っています。
JNSAの協業先であるJTAG財団との協力で、職種ごとのサンプルプロファイルを基に、関係者へのヒヤリングなどを行い、セキュリティ職種の「キャリアの可能性」や「より良いキャリアに必要なものは何か」を考察しましたので、今後の人材育成や流動化に対する提言を行います。

講演資料ダウンロード(PDF2.1MB)

情報セキュリティ教育事業者連絡会(ISEPA)紹介>>
15:45-15:50 休憩
講演3  15:50-16:30〈40分〉
「国際レベルのセキュリティ組織へつながる道」
武井 滋紀 氏(日本セキュリティオペレーション事業者協議会ISOG-J副代表|NTTテクノクロス株式会社)
<概要>ビジネスを取り巻く環境は日々変化し、それにともないセキュリティに対する状況の日々変化しています。
サイバーセキュリティリスクがビジネス課題の一つと変化する中で、企業に求められるDXのへ対応も大きな流れの中での変化と言えると思います。
そのような状況の中で世界的な動向を見てもセキュリティの対応を行う組織はどういった方向へ向かっているのか、どう対応するのかについて最新のITU-T勧告X.1060とISOG-Jのセキュリティ対応組織の教科書を例にお話しします。

講演資料ダウンロード(PDF1.4MB)

日本セキュリティオペレーション事業者協議会(ISOG-J)紹介>>
16:30-16:35 休憩
JNSA賞 表彰式 16:35-16:55〈20分〉
「2021年JNSA賞 表彰式」JNSA賞のご紹介はこちら>>
司会:下村 正洋 (NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)事務局長)
受賞者:
ワーキンググループ(WG)の部 調査研究部会 インシデント被害調査ワーキンググループ WG紹介>>
リーダー:あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 神山 太朗 氏
サブリーダー:キヤノンITソリューションズ株式会社 西浦 真一 氏
ワーキンググループ(WG)の部 標準化部会 電子署名ワーキンググループ  WG紹介>>
リーダー:三菱電機株式会社 宮崎 一哉 氏
個人賞 唐沢 勇輔 氏
(社会活動部会 副部会長・事業コンプライアンス部会 企画ワーキンググループリーダー|Japan Digital Design 株式会社)
特別賞 須藤 龍也 氏
(朝日新聞社 編集局 編集委員(サイバーセキュリティ担当専門記者))
JNSA学生賞 enPiT2 Basic SecCap 推薦
山月 達太 氏(大阪大学)
田中 裕太郎氏(東北大学大学院)
栗原 史弥氏(東京電機大学)

enPiT2 Basic SecCap ご挨拶
砂原 秀樹 氏(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授/慶應義塾大学サイバーセキュリティ研究センター長)
16:55~ 終了ご挨拶・CPEポイント等のご案内



■ 第2日目:2022年3月9日(水) テーマ:官のデジタル化とセキュリティ対策~電子申請や電子契約に必要な知識
第2日目 開会挨拶 13:00-13:10〈5分〉
下村 正洋(NPO 日本ネットワークセキュリティ協会 事務局長)
基調講演1  13:05-13:30〈25分〉
「デジタル庁におけるセキュリティに関する取組」
デジタル庁における社会全体のデジタル化を推進する取組 -デジタル社会の実現に向けた重点計画-
満塩 尚史 氏(デジタル庁 戦略・組織グループ セキュリティ危機管理チーム)
<概要>令和3年12月に重点計画が閣議決定され、また、整備方針がデジタル大臣決定された。
この重点計画、整備方針の中からデジタル庁が取り組むセキュリティ施策や背景にあるサイバーセキュリティ戦略について説明する。

講演資料ダウンロード(PDF1.4MB)
基調講演2  13:30-13:55〈25分〉
「デジタル庁のトラストの検討と政府のDXについて」(仮)
- トラストを確保したDX推進サブワーキンググループの検討 -
角田 梨翔 氏(デジタル庁 デジタル社会共通機能グループ 参事官補佐)
<概要>デジタル庁では、令和3年11月より、データ戦略推進ワーキンググループの下で、トラストを確保したDXの推進方策を検討するため、「トラストを確保したDX推進サブワーキンググループ」を開催しております。信頼性のある自由なデータ流通 (DFFT)の基盤はトラストの確保にあります。また、デジタル社会の共通指針である「デジタル原則」にもトラスト基盤の整備が不可欠であると考えます。デジタル庁は、2020年代早期にトラストを確保する枠組みの実現を目指し、これまで、トラストサービスのニーズや導入課題、手続や取引におけるIDやトラストサービスのアシュアランスレベルの整理、トラストを確保するための官民の実装スキームなどを、幅広い専門家を交えて議論して参りました。本講演では、デジタル庁での最新の議論動向や今後のトラストの基盤を確保したDX推進の在り方についてお話します。

講演資料ダウンロード(PDF3.4MB)
パネルディスカッション1  13:55-15:10〈75分〉
「官のDX推進。民で対応すべきDX。」
小川 博久 氏 満塩 尚史 氏
ゲスト
魚脇 雅晴 氏 下村 正洋 氏 中尾 康二 氏 松本 泰 氏
モデレータ:
・小川 博久 氏(日本トラストテクノロジー協議会(JT2A)運営委員長|株式会社三菱総合研究所)
パネリスト(招待者・名前五十音 順):
・満塩 尚史 氏(招待パネリスト)(デジタル庁戦略・組織グループ セキュリティ危機管理チーム)
・魚脇 雅晴 氏(JNSA標準化部会日本ISMSユーザグループリーダー|エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社)
・下村 正洋 氏(JNSA 事務局長)
・中尾 康二 氏(JNSA副会長・JNSA標準化部会部会長|国立研究開発法人 情報通信研究機構)
・松本 泰 氏(JNSA標準化部会副部会長・PKI相互運用技術WGリーダ|セコム株式会社IS研究所)
15:10-15:25 休憩
パネルディスカッション2  15:25-16:55〈90分〉
「デジタル社会に向けたトラストと標準技術などの在り方」
松本 泰 氏 角田 梨翔 氏
ゲスト
磯部 光平 氏 垣内 由梨香 氏 宮川 晃一 氏 宮崎 一哉 氏
モデレータ:
・松本 泰 氏(JNSA標準化部会副部会長・PKI相互運用技術WGリーダ|セコム株式会社IS研究所)
パネリスト(招待者・名前五十音 順):
・角田 梨翔 氏(招待パネリスト)(デジタル庁 デジタル社会共通機能グループ 参事官補佐)
・磯部 光平 氏(PKI相互運用技術WGメンバー|セコム株式会社 IS研究所)
・垣内 由梨香 氏(JNSA幹事|Microsoft Corporation/日本マイクロソフト株式会社)
・宮川 晃一 氏(JNSA標準化部会デジタルアイデンティティWGリーダ|日本電気株式会社)
・宮崎 一哉 氏(JNSA標準化部会電子署名WGリーダ|三菱電機株式会社)
16:55~ 終了ご挨拶・CPEポイント等のご案内




■ 第3日目:2022年3月10日(木) テーマ:セキュリティの最新動向
第3日目 開会挨拶 12:55-13:00〈5分〉
下村 正洋(NPO 日本ネットワークセキュリティ協会 事務局長)
基調講演 13:00-13:50〈50分〉
「災害と個人情報~災害復興法学の視点で見る個人情報政策のこれから~」
岡本 正 氏(弁護士・博士(法学)銀座パートナーズ法律事務所|岩手大学地域防災研究センター客員教授)
<概要>東日本大震災をきっかけに誕生した「災害復興法学」の観点から、災害時における「個人情報の利活用」についてお話します。避難行動要支援者名簿を平時から活用するに際していかなる政策上の壁があるのか。災害時の安否確認や行方不明者の氏名公表を巡る国や自治体の対応は、なぜ未だに混沌としているのか。阪神・淡路大震災以降5000名に及ぶとされる災害関連死の事例情報を埋もれさせたままでよいのか。「災害と個人情報」を巡る公共政策と法務の課題と解決策についてともに考えて参りましょう。

講演資料ダウンロード(PDF5.0MB)
13:50-14:00 休憩
講演1  14:00-14:30〈30分〉
「ランサムウェアグループの趨勢動向」
新井 悠 氏(株式会社エヌ・ティ・ティ・データ)
<概要>海外では多くの企業や組織がランサムウェアによる被害が相次いでおり、それはわが国国内においても同様の状況である。
この講演では、ランサムウェアグループの実態についての報告を行い、企業や組織がそうした被害を予防するためのヒントを提供する。
講演2 14:30-15:00〈30分〉
「被害企業への調査からみるランサムウェアの実態と警察における取組」
齋藤 正憲 氏(警察庁生活安全局情報技術犯罪対策課 官民連携推進室長)
<概要>調整中
講演3 15:00-15:30〈30分〉
「経営判断を迫るランサムウェア対応における法的留意点」
山岡 裕明 氏(八雲法律事務所 弁護士)
<概要>昨今急増しているランサムウェア攻撃について、経営判断を迫るその特殊性、攻撃を受けた場合のインシデント・レスポンスにおける法的留意点、2022年4月施行の改正個人情報保護法がインシデント対応実務に及ぼす影響を、サイバーセキュリティを専門とする弁護士が解説します。
パネルディスカッション  15:30-17:00〈90分〉
「次世代セキュリティ企業の取り組み」
篠田 佳奈 氏 青木 歩 氏 伊東 道明 氏 今林 広樹 氏 牧田 誠 氏
モデレータ:
・篠田 佳奈 氏(株式会社BLUE)
パネリスト(名前五十音順):
・青木 歩 氏(株式会社エーアイセキュリティラボ 代表取締役社長)
・伊東 道明 氏(株式会社ChillStack 代表取締役社長)
・今林 広樹 氏(EAGLYS株式会社 代表取締役社長 / CEO)
・牧田 誠 氏(株式会社イエラエセキュリティ 代表取締役社長)
<概要>世の中がDXに進む中、日本にも新たなセキュリティ企業が誕生しております。
これらの経営者の方々にお集まりいただき、これからのセキュリティ対策のあり方、セキュリティビジネスに込める思いなどをディスカッションしていただきます。
閉会挨拶 17:00-17:05〈5分〉
下村 正洋(NPO 日本ネットワークセキュリティ協会 事務局長)
17:05~ 終了ご挨拶・CPEポイント等のご案内

参加登録はZoomでの受付となります。Zoomの登録フォームに移動します。ご参加お申込みいただいた時点で、Zoomのご利用、Zoomサービス上でのご参加情報の管理にご同意いただいたものとさせていただきます。また、ご参加者様の状況に合わせた講演内容をご提供させていただくために、個人が特定できない範囲でご登録情報を講師と共有させていただくことがございます。JNSAでお預かりしたご登録の情報は、JNSAの個人情報保護方針に則り、適切に管理させていただきます。
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