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JNSA主催セミナー(2014年度)

本セミナーは終了いたしました。
多数のご来場ありがとうございました。

JNSA 2013年度活動報告会

■ 日 時: 2014年6月10日(火)10:00〜15:40(受付開始 9:30)
■ 場 所: ベルサール神田  >>アクセス
(千代田区神田美土代町7住友不動産神田ビル)
■ 主 催: 特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)
■ 定 員: トラック1(Room 3+4/定員:160名)
トラック2(Room 1/定員:120名)
■ 概 要: JNSAで活動しているワーキンググループ(WG)の2013年度の活動報告と今後の活動計画などの発表を行います。ぜひ多くの方のご参加をお待ちしております。
■ 参加申込み: 本セミナーは終了いたしました。多数のご来場ありがとうございました。
■ 料 金: 参加費無料

トラック1(Room 3+4/定員:160名)
【A1】10:00-10:15〈15分〉組織で働く人間が引き起こす不正・事故対応WG ※受付終了
「『組織で発生する不正・事故』に対する取り組みについて」
WGリーダー:甘利 康文氏(セコム株式会社 IS研究所)

<発表概要>
本WGでは、昨年、IPA「組織における内部不正防止ガイドライン」に示された項目を、実際にインプリメントするための内部不正対策ソリューションガイド(SG)を作成・公開し、NSF2014にてその公開イベントを行いました。
本年は、JNSA会員各組織において実際に行われている「組織で発生する不正・事故」対策、および各組織が経験したレスポンスに関する情報共有を行う活動を考えています。今回は、SGの内容のおさらいと共に、WGで出た課題に触れ、JNSA会員組織各位に対する情報共有の協力のお願いをさせて頂ければと思います。
【A2】10:15-10:30〈15分〉シンギュラリティ調査WG ※受付終了
「コンピュータが本当に『考える』ようになる日」〜人類200万年の進化を超えるのか〜
WGリーダー:広口 正之氏(リコージャパン株式会社)

<発表概要>
6月公開の映画『トランセンデンス』では、コンピュータが単なる計算機ではなく、人間の脳と同じ仕組みで考えるようになります。このような話は、SFの世界だけのものと思われがちですが、実は、米国防省や欧州が巨費を投じて研究開発を進めており、数年以内に実現するところまで来ています。
2045年頃には、技術的な特異点(シンギュラリティ)に達し、人間の脳の能力をはるかに凌駕するコンピュータが登場し、従来の社会は激変すると考えられています。映画のように、人間の意識がコンピュータ上にアップロードできるかもしれません。どのような未来になり、私たちは今、何をなすべきかについてご紹介します。
【A3】10:30-11:00〈30分〉セキュリティ市場調査WG ※受付終了
「2013年度セキュリティ市場調査報告書より」〜市場調査WG活動成果発表〜
浜 義晃氏(株式会社イーセクター)

<発表概要>
2004年度以来継続して実施している国内情報セキュリティ市場調査の2013年度調査結果について、その要点を報告します。
この調査は、情報セキュリティ市場の規模とその経年変化を示し、市場の状況について分析することで、情報セキュリティに関係する企業や政策関係者等の参考に資することを目的としています。前回2011〜2012年度調査では、2012 年度には増加に転じていたこと明らかになり、2013年度は、更に成長過程に入っております。その経緯や要因についても説明します。
説明対象:市場全体の規模、ツール市場・サービス市場各々の概要、及び各市 場を構成する個別市場の数値、傾向、特徴など
休憩 (10分)

【A4】11:10-11:40〈30分〉セキュリティ被害調査WG ※受付終了

「2013年度 セキュリティ被害調査WG活動報告」
WGリーダー:大谷 尚通氏(株式会社NTTデータ)

<発表概要>
2013年1月1日から2013年12月31日までを対象期間とした個人情報漏えいの情報セキュリティインシデントに関する調査報告を行います。
【A5】11:40-12:00〈20分〉IoTセキュリティWG ※受付終了
「IoTセキュリティWGの活動について」
WGリーダー:兜森 清忠氏 (株式会社シマンテック)

<発表概要>
Internet of things(IoT)というワードが、多くのメディアを通じて見られるようになりました。インターネットに接続されるものを意味し、どのようなものが対象となりどのようなセキュリティ対策がされているのかを俯瞰的にとらえてみたいと考えました。最近では、インターネット接続機能を持つPC基盤が数千円で購入できます。また、3Dプリンタの利用が普及したことにより、製造ラインを持たない個人が容易に試作品を作れ、オンラインを使った販売も可能となります。IoTとはどのようなものがあり、どのようなセキュリティ対策が実施されているのかから、調査をはじめるべく2014年4月に活動することにしました。本WGの概要を説明いたします。
昼休み (12:00-13:00)
トラック1(Room 3+4/定員:160名) トラック2(Room 1/定員:120名)
【B1】13:00-13:20〈20分〉 ※受付終了
電子署名WG 
「2013年度 電子署名WG成果報告」
WGリーダー:宮崎 一哉氏
(三菱電機株式会社 情報技術総合研究所)

<発表概要>
EUでは電子署名に関する法制度が大きく見直されつつあり、それに伴い技術や運用に関わる仕様やルールの再整理や欧州の枠を越えた 国際的な標準化も積極的に進められています。またクラウドやモバイルといった新たな環境にマッチした PKIに頼らない電子署名サー ビスも米国を中心にいくつか実用化されています。当WGではこれまでの実績を生かし、EUと協調しながら国際標準化に取組んでおり、またクラウド/モバイル署名などの新しい仕組みについての検討や勉強会を実施してきました。本発表では2013年度の活動の概要と、その中からいくつかのトピックを取上げて紹介します。
【B2】13:20-13:50〈30分〉 ※受付終了
アイデンティティ管理WG
「2013年度 アイデンティティ管理WG成果報告」
WGリーダー:宮川 晃一 氏
(日本ビジネスシステムズ株式会社)

<発表概要>
近年、学術認証フェデレーション(GakuNin)に代表されるフェデレーションモデルが本格的に運用され、経済産業省においてもIT戦略として日本版ID連携トラストフレームワークが検討・議論されており、今後企業やコンシューマーへの広がりが期待されております。
当WGでは、「ID連携トラストフレームワークのエンタープライズにおける活用」について継続的に討議してきましたので、その討議内容についてご報告いたします。また、こちらも継続的に検討してきました、「エンタープライズにおけるロール管理」についてアップデートがありますので、こちらをご紹介いたします。
休憩 (10分)
【B3】14:00-14:30〈30分〉 ※受付終了
情報セキュリティ対策マップ検討WG 
「情報セキュリティ対策マップ検討WG最終活動報告」
―目的の島、彼岸の川。究極のセキュリティ対策地図を
追い続けた者たちが最後に見たものは―
WGリーダー:奥原 雅之氏(富士通株式会社)

<発表概要>
情報セキュリティ対策マップ検討WGは、2008年より約5年間にわたり、理想のセキュリティ対策の地図の作成をテーマに活動を続けてきました。このたび、その成果の集大成として最終の活動報告書を公開する運びとなりました。本セッションでは、この活動報告書の内容に基づき、当WGで検討してきたオブジェクト指向モデルに基づく情報セキュリティ対策のモデル化と、対策リポジトリに基づくセキュリティ対策マップ作成の試みについてご紹介します。
【B4】14:30-14:45〈15分〉※受付終了
セキュリティ理解度チェックWG
「情報セキュリティ教育に欠かすことのできない理解度チェック」
WGリーダー:萩原 健太氏(トレンドマイクロ株式会社)

<発表概要>
前年度の活動では標的型攻撃・モバイル・SNSなどの問題をさらに追加し、現状の脅威に沿った問題、サイトになるよう継続して活動を行っております。
セキュリティ事故を防ぐためには、技術面における強化も大切ですが、人的なセキュリティの強化・継続も欠かすことができません。本セッションでは情報セキュリティ理解度チェック(プレミアム)のご紹介をさせて頂くと共に、現在の受講情報を参照し、業種別の傾向や理解が進み切れていない情報セキュリティの課題などを可視化いたします。
【C1】13:00-13:30〈30分〉 ※受付終了
情報セキュリティチェックシートWG
出社してから退社するまでのリスク対策WG
「中小企業向け『情報セキュリティ対策支援ツール』
活用方法の解説」
情報セキュリティチェックシートWGリーダー:   
嶋倉 文裕 氏(富士通関西ネットテック株式会社)
出社してから退社するまでのリスク対策WGリーダー:
元持 哲郎 氏(アイネット・システムズ株式会社)

リスク対策
チェックシート
<発表概要>
今回、改版した「出社してから退社するまで中小企業の情報セキュリティ対策実践手引き」、「中小企業向け情報セキュリティチェックシート」の相互関係、および違いを踏まえた利活用方法について解説します。
休憩 (10分)
【C2】13:40-15:40〈120分〉 ※受付終了
社会活動部会パネルディスカッション
「【緊急討論】揺らいだ"信頼"を支えるためにできること」
コーディネータ:
高橋 正和 氏(日本マイクロソフト株式会社)
パネリスト:
二木 真明 氏(アルテア・セキュリティ・コンサルティング)
西尾 秀一 氏(株式会社NTTデータ)
川口 修司 氏(株式会社三菱総合研究所)
西本 逸郎 氏(株式会社ラック)
<発表概要>
WindowsXPのサポート終了に合わせたように、OpenSSL(HeartBleed)、DNSポイズニング、Struts等の重要な問題が次々と明らかになり、インターネットの"信頼"が大きく揺らぐこととなった。これらの問題は、単にパッチを当てれば済むという問題ではなく、利用者やサービス提供者が問題とリスクを的確に把握し、適切な対応を行うことが求められている。また、脆弱性ハンドリングやメディアとのコミュニケーションなど、関連機関やベンダーが検討すべき課題も少なくない。当ディスカッションでは、JNSAをはじめとした各界の専門家を中心に、現在の情報セキュリティが直視すべき問題を俯瞰し、セキュリティに関わる人や組織が取り組むべき課題と方策について議論する。