HOME >  イベント・セミナー情報 > JNSA主催セミナー > PKI & TRUST Days online 2021

JNSA PKI相互運用技術WG・電子署名WG主催セミナー
PKI & TRUST Days online 2021
「デジタル社会におけるトラスト」

※本イベントは、CPEポイント(CAISとCISSP)申請対象イベントです。
■ 日 時: 2021年4月15日(木)13:30〜18:00(入室開始時間:13:15〜)
2021年4月16日(金)13:30〜18:00(入室開始時間:13:15〜)
■ 場 所: オンラインセミナー(ウェビナー)
■ 対 象: デジタルトラストに興味のある方
■ 主 催: NPO日本ネットワークセキュリティ協会 PKI相互運用技術WG
NPO日本ネットワークセキュリティ協会 電子署名WG
■ 定 員: 300名(先着順)
■ 参 加: ページ下部のお申込みボタンからZoomにご登録ください
■ 料 金: 参加費無料
■ 開催趣旨  

デジタル社会におけるトラスト(デジタルトラスト)の重要性が高まっています。トラストは、過去から社会を支えている仕組みとして存在してきたと言えますが、デジタルにより大きく社会が変化する中、新たなトラストの仕組みが求められているのが現在だと考えられます。

PKI&TRUST Days online 2021ではこうした認識の元、初日は、デジタルトラストに対応するコンピュータアーキテクチャの変化から、ゼロトラストアーキテクチャ、コンフィデンシャルコンピューティング等の「変貌するトラストアーキテクチャ」について、その仕組みを紐解いた上で技術的な方向性を議論します。

2日目は、デジタル社会におけるトラストの重要性が高まる中、トラストの確立に向けて大きな課題となっている法と技術の整合などの「デジタルトラストにおける法と技術のあり方」について議論します。


※各日毎にそれぞれ参加登録が必要となりますのでご注意ください
講演は、日本語のみとなります。また、質疑応答の受付も予定していますが、対応は日本語のみとなります。
■ 第1日目:2021年4月15日(木) テーマ:変貌するトラストアーキテクチャ <概要>
デジタルトラストに対応するコンピュータアーキテクチャの変化から、ゼロトラストアーキテクチャ、コンフィデンシャルコンピューティング等の「変貌するトラストアーキテクチャ」について、その仕組みを紐解いた上で技術的な方向性を議論します。
・キーワード
HW Root OF Trust, セキュアーブート、セキュアエンクレーブ・TEE、リモートアテステーション、ゼロトラストネットワーク、コンフィデンシャルコンピューティング
基調講演 13:30-13:45
PKI&TRUST Days online 2021について イントロ「変貌するトラストアーキテクチャ」
松本 泰 氏(JNSA PKI相互運用技術WGリーダ/セコム株式会社 IS研究所)
PDF
講演資料
(5.42MB)
講演1 13:45-14:20
「トラストを確立する技術の概要 〜 どのような技術がなぜ作られてきたのか 〜」
宮澤 慎一 氏(セコム株式会社 IS研究所 主務研究員)
PDF
講演資料
(4.97MB)
<概要>
IoT機器、スマートフォン、PC、サーバーなど、小規模な機器から大規模な機器まで、Secure BootやAttestationなど「トラストを確立する技術」が適用されるようになってきました。これらの技術を組み合わせることによって、どんな人間に渡った後でもどんなネットワーク越しでも「接続対象のハードウェアが想定した機器なのか」「その上で動作しているソフトウェアが想定したソフトウェアなのか」を確認し確実にすることが可能となります。これらの技術は、いつごろ、なぜ登場してきたのでしょうか?本講演では、歴史を振り返りつつ技術の概要を紹介します。
講演2 14:20-14:55
「デジタルトラストとゼロトラストネットワーク」
鈴木 研吾 氏(株式会社 LayerX シニアセキュリティアーキテクト )
PDF
講演資料
(10.1MB)
<概要>
ゼロトラストネットワークは至るところで聞く用語となりました。 Don’t Trust, But Verifyを合言葉に、データなどへのアクセスを精査し、都度、ユーザーや端末を適切に認証・認可をするセキュリティー設計です。 さて、いかにもPKI&「TRUST」という名前とは相性の悪そうなゼロトラストですが、その実、Trustはゼロトラストに欠かせない前提でもあるようにも思えます。 本セッションでは、あまりベンダー製品や一般ニュースでは語られない、デジタル社会という切り口からゼロトラストについてお話させていただきます。
14:55-15:05 休憩
講演3 15:05-15:40
「Confidential Computing の技術動向 〜TEE/Enclaveの便利な活用例〜」
奥田 哲矢 氏(NTTセキュアプラットフォーム研究所 研究主任)
PDF
講演資料
(3.20MB)
<概要>
御社のクラウドシフトはどれくらい進んでいますか??。公共・金融・医療など、業界によってはセンシティブな情報を扱うこともあり、クラウドの利便性、業務部門からの要望と、情報セキュリティ、レギュレーション対応の間で、お悩みの方も多いのではないでしょうか。 本講演では、TEE/Enclaveを活用したソリューションと、その技術動向について、なるべく理解しやすく、なるべく地に足を着けて、ご紹介したいと思います。
講演4 15:40-16:15
「プラットフォームで実装されるトラスト」
垣内 由梨香 氏
(Microsoft Corporation セキュリティ レスポンスチーム
セキュリティ プログラム マネージャー)
PDF
講演資料
(3.81MB)
<概要>
TEE などトラストを確立する技術はどのようにクラウドサービスやOS、Iotなどのプラットフォームで実装され、どのように活用されているのか。本講演では、Microsoft のサービスで実装されているConfidential Computing, Virtual Secure Mode 等技術や利用事例を交えながら、トラストをプラットフォーマーの観点から紹介します。
16:15-16:30 休憩
パネルディスカッション 16:30-17:50
「変貌するトラストアーキテクチャ」
モデレータ:
・松本 泰 氏(JNSA PKI相互運用技術WGリーダ/セコム株式会社IS研究所)
パネラー:
・宮澤 慎一 氏(セコム株式会社 IS研究所 主務研究員)
・鈴木 研吾 氏(株式会社LayerX シニアセキュリティアーキテクト) 
・奥田 哲矢 氏(NTTセキュアプラットフォーム研究所 研究主任)
・垣内 由梨香 氏(Microsoft Corporation セキュリティ レスポンスチーム セキュリティ プログラム マネージャー)
参加登録はZoomでの受付となります。Zoomの登録フォームに移動します。ご参加お申込みいただいた時点で、Zoomのご利用、Zoomサービス上でのご参加情報の管理にご同意いただいたものとさせていただきます。また、ご参加者様の状況に合わせた講演内容をご提供させていただくために、個人が特定できない範囲でご登録情報を講師と共有させていただくことがございます。JNSAでお預かりしたご登録の情報は、JNSAの個人情報保護方針に則り、適切に管理させていただきます。
※各日毎にそれぞれ参加登録が必要となりますのでご注意ください

■ 第2日目:2021年4月16日(金) テーマ:デジタルトラストにおける法と技術のあり方 <概要>
デジタル社会におけるトラストの重要性が高まる中、トラストの確立に向けて大きな課題となっている法と技術の整合などの「デジタルトラストにおける法と技術のあり方」について議論します。
・キーワード
トラストサービス、デジタルトラスト、電子署名法、eIDAS規則、eSeal、eKYC
開会挨拶 13:30-13:45
PKI&TRUST Days online 2021について イントロ「デジタルトラストにおける法と技術のあり方」
松本 泰 氏(JNSA PKI相互運用技術WGリーダ/セコム株式会社 IS研究所)
PDF
講演資料
(3.63MB)
講演1 13:45-14:35
「デジタル安全保障からデジタル社会保障まで支えるトラストサービス」
手塚 悟 氏(慶應義塾大学環境情報学部教授)
PDF
講演資料
(3.08MB)
<概要>
安全保障から社会保障まで支えるトラストサービスの状況について、米国、EUの状況を解説するとともに、我が国の現状を踏まえた今後のあるべき姿を説明します。本トラストサービスは、令和2年12月デジタルガバメント閣僚会議で決定した「データ戦略タスクフォース第一次とりまとめ」にも書き込まれ、民間では「デジタルトラスト協議会(JDTF)」の活動でも検討して、その状況について紹介します。 なお、講演者は、デジタル戦略タスクフォースの有識者として、「トラスト」の取り纏めを行いました。また、JDTFの代表として活動しています。
14:35-14:45 休憩
講演2 14:45-15:25
「DX社会における電子署名の役割」
宮崎 一哉 氏(JNSA電子署名ワーキンググループリーダー/三菱電機株式会社)
PDF
講演資料
(2.77MB)
<概要>
電子署名がDXに必要であることは改めて確認するまでもないでしょう。脱ハンコの動きもその証左の一つです(元よりハンコが不要な業務もあるようですが)。電子署名は単にハンコを電子に置き換えるものではありません。これまで目視に頼っていた検証を自動化することでデジタル化の恩恵の増大が図れます。そのためには相互運用性が確保され、LoAの保証された電子署名が必然となるでしょう。 発表では電子署名に関する最近の話題を紹介するとともに、「新たな」電子署名に対する考え方を示したいと思います。
15:25-15:35 休憩
パネルディスカッション 15:35-17:50(途中休憩あり)
「デジタルトラストにおける法と技術のあり方」
モデレータ:
・松本 泰 氏(JNSA PKI相互運用技術WGリーダ/セコム株式会社IS研究所)
パネラー:
・手塚 悟 氏(慶應義塾大学 環境情報学部 教授)
・宮内 宏 氏(宮内・水町IT法律事務所 弁護士) 
・濱口 総志 氏(コスモス・コーポレイション取締役 ITセキュリティ部責任者)
・宮崎 一哉 氏(JNSA電子署名WGリーダー/三菱電機株式会社)
・宮地 直人 氏(電子署名WGサブリーダー/有限会社ラング・エッジ)
・山内 徹 氏( 一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)常務理事)
PDF
宮内宏氏資料
(588KB)
PDF
濱口総志氏資料
(638KB)
PDF
宮地直人氏資料
(1.37MB)
PDF
山内徹氏資料
(1.38MB)
(※)予告無く講演内容が変更される場合がございます。予めご了承下さい
参加登録はZoomでの受付となります。Zoomの登録フォームに移動します。ご参加お申込みいただいた時点で、Zoomのご利用、Zoomサービス上でのご参加情報の管理にご同意いただいたものとさせていただきます。また、ご参加者様の状況に合わせた講演内容をご提供させていただくために、個人が特定できない範囲でご登録情報を講師と共有させていただくことがございます。JNSAでお預かりしたご登録の情報は、JNSAの個人情報保護方針に則り、適切に管理させていただきます。
※各日毎にそれぞれ参加登録が必要となりますのでご注意ください