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NSF 2023 in Kansai
品質&生産性向上活動を意識される
中小製造業 生産現場の皆さまへ

「社長!製造ラインが人質にされちゃいます」
身代金を払わないためのセキュリティワークショップ

2023年7月4日 名古屋港にてシステム障害が発生し、約2日半にわたり約1万5千のコンテナ搬出入作業停止し、「工場を止めないといけない」「売り上げが上がらない」「納品がされない」「商品の陳列ができない」等の事業停止に追い込まれたことは記憶に新しいことかと思います。

実は、これらのシステム障害は、”ランサムウエア”というサイバー攻撃に起因するものでした。

今や、工場は、「パソコン」「プログラムコード」「サイバー空間と繋がったネットワーク」の塊だという事をご存知でしょうか。
こうしたITによって成り立っている工場へのサイバー攻撃は、今も現実におきています。
「テレビ や 映画の中のファンタジー」ではない事を、製造現場の皆さまに知っていただきたいのです。

製造現場の方々は、これまで「現場の安全」「ラインの安定・継続稼働」「品質向上」「歩留率向上」「良品率向上」について、これ以上ない程、心を砕いてこられた事と思います。それにもう1つ、「サイバー攻撃のリスク」という観点を加えてみませんか。

JNSA(Japan Network Security Association) 西日本支部では、昨年のリスクアセスメント(リスク評価・洗い出し)から、更に、実際の「対策」に視野を広げ、ハンドブック作成を進めて参りました。
「現場」「現実」にこだわり、小難しい「教科書通りのセキュリティ対策集」にならない様に工夫を重ねております。

「現実離れした出来事に対して何ができるのか」と不安に感じられるかもしれませんが、その不安に寄り添える存在として、我々がいます。 設備を利用する工場運営者の方、設備を提供する機器メーカーの方 等、製造現場に係わる様々の方と一緒に、情報セキュリティについて一緒に考えていきたいと考えております。
この気持ちをもって、多くの方のご参加をお待ちしております。


■ 日 時: 2023年12月1日(金) 13:30~17:30(受付開始13:15より)
■ 場 所: 第二吉本ビルディング貸会議室
(〒530-0001 大阪市北区梅田2丁目2番2号(ヒルトンプラザ ウエスト・オフィスタワー8階)) MAP ≫
■ 主 催: NPO日本ネットワークセキュリティ協会 西日本支部
■ 共 催:

大阪商工会議所

■ 後 援: 近畿総合通信局、近畿経済産業局、公益財団法人関西生産性本部
一般財団法人関西情報センター(KIIS)
■ 定 員:

会場定員:50名(先着順)※1組(1団体)3名様までとさせていただきます。

■ 参加費: 無料・事前登録制
■ 参加対象: ・中小製造現場の担当者、製造装置のメーカー担当者
・日常的に「製造ライン」のそばで働く方々
「製造現場の方々」を対象としております。
■ 参加申込み: 下部のお申込ボタンからお願いします。
「 send@event-form.jp 」からお申し込み完了メールが届きますので、受信できるよう設定をお願いいたします。
■ プログラム
【開会挨拶】13:30-13:45〈15分〉
近畿経済産業局 地域経済部 次世代産業・情報政策課 様(予定)
大阪商工会議所 経営情報センター所長 湯谷 康文様
JNSA西日本支部長 米澤 美奈(株式会社ソリトンシステムズ)
【基調講演】13:45-14:30〈50分〉
「「ヒト」を取り巻くプラスセキュリティ」
猪俣 敦夫 様(大阪大学 サイバーメディアセンター・情報セキュリティ本部 教授, CISO|
大阪急性期・総合医療センター 情報セキュリティインシデント調査委員会 委員長)
<概要>
サイバー攻撃と言えば情報漏洩が真っ先に出てくるかもしれません、コロナ禍に入りいわゆるランサムウェアと呼ばれるマルウェア感染によって大切なデータが人質に取られるなどする事案が急増しました。これは組織運営を止めざるを得ない状況を引き起こすなど非常に深刻な問題であることはすでに認識されているかと思います。ただターゲットは「情報」が格納されたデータに過ぎません、人命に直結することはほとんどなかったのも事実でした。しかしながら、ついにデータから「ヒト」の命に直結する事態に変わりつつあります。それは命を守る医療現場に始まり、人類の脅威にもなりうるサイバー戦争と呼ばれるところに行きつつあります。本講演ではセキュリティといえば技術論に走りがちになるところをもう一度止まって考え直す「ヒト」の視点からのITガバナンスの重要性について触れていきます。
【講演】14:35-15:05〈30分〉
「今すぐ実践できる工場セキュリティ対策のポイント検討WG 成果物発表」
JNSA西日本支部 ワーキングループ リーダー:岡本 登(富士通株式会社)
<概要>
実感は薄いかもしれませんが、サプライチェーンの一端を担う中小の工場がランサムウェアの侵害を受けると業界全体に大きな影響を与える可能性があります。
先日の名古屋港のランサムウエア被害などが、代表的な事例です。
そんな中、対策が遅れている中小企業にスポットを当てた我々が考える工場セキュリティについて、昨年公表した「アセスメントハンドブック」に引き続き、今回は「対策編」をご紹介します。
今まで見たことのある通り一遍等の杓子定規な対策ではなく、現場に寄り添った「やるべき事」、「できる事 /できない場合の代替案」をシナリオに即してわかりやすくお届けする事にこだわったハンドブックです。
休憩(10分)
【ワークショップ】15:15-17:05〈110分〉※途中休憩あり
モデレーター:JNSA西日本支部 ワーキングループ リーダー:岡本 登(富士通株式会社)
<概要>
ハンドブックでとりあえげているリスクシナリオからピックアップした題材をもとに「あなたの工場で、もし セキュリティ侵害が起きてしまったら」を体験していただきます。
「もしも」が起きたとき、生産ラインがストップするかもしれません。
一旦 ストップしたら、何が起きたか すぐにわかりますか?
いつ、復旧できるのでしょう?復旧しないまま、どこまで耐えられる?
普段 考える機会は少ないかもしれませんが、ほんの少しだけこの不安を体験する事で、セキュリティへの気づきを得ていただくためのワークショプです。
【サービス紹介】
「サイバーセキュリティお助け隊の紹介」
大阪商工会議所 経営情報センター 登坂 文香様
大阪商工会議所から、中小企業の皆様に向けた「サイバーセキュリティお助け隊」サービスをご紹介いたします。
サービス紹介ページはこちら>> https://www.osaka.cci.or.jp/cybersecurity/utm/

(※)予告無く講演内容が変更される場合がございます。予めご了承下さい
ご参加者様の状況、属性に合わせた講演内容をご提供させていただくために、個人が特定できない範囲でご登録情報を講師と共有させていただくことがございます。
ご登録の情報は、JNSAの個人情報保護方針に則り、適切に管理させていただきます。
ご参加お申込は外部のサービスを利用しています。「 send@event-form.jp 」からお申し込み完了メールが届きますので、受信できるよう設定をお願いいたします。また、外部サービスまたはその運営体の要因による障害等については当協会では責任を負いかねますことご了承の上、お申し込みくださいますようお願いいたします。
お申込者、ご参加者には、本セミナーの開催案内や終了後のアンケートのご依頼をメールでお送りさせていただくことがございます。ご協力並びにご理解を賜れますようお願い申し上げます。

当セミナーのご参加者は、
・中小製造現場の担当者、製造装置のメーカー担当者
・日常的に「製造ライン」のそばで働く方々
「製造現場の方々」に限らせていただきます。