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NSF 2020 in Kansai
「経営者の期待に応え得る情報セキュリティとは」
〜経営資源活用に向けた最適解〜
西日本支部では、経営者に情報セキュリティ対策が事業継続への投資として必要不可欠であることを、ISO31000による組織状況の確定から経営者に訴求する事例を公開してきました。 今回は、情報セキュリティ対策の具体化に向けた企画段階において、様々な立ちはだかる壁や、運用に関する検討が不十分な場合に情報セキュリティ対策の導入後生じる弊害といった、企画段階での問題に焦点を当てることとしました。 この壁や導入後に弊害を回避するために企画段階で検討すべき事項を明示できれば有用ではないか! また、情報セキュリティ対策への投資を決断した経営者の期待に応えるには、経営資源の最適な活用が重要であり、そのためにも企画段階の重要性を再認識すべき! と考えた次第です。 本セミナーでは、情報セキュリティ対策の企画段階で何を明確化すべきかを考える機会を提供し、情報セキュリティ対策に関心を持って頂きたいと考えております。 ぜひ多くの方の御参加をお待ちしております。 |
■ プログラム
【開会挨拶】13:30-13:45〈15分〉
近畿経済産業局 次世代産業・情報政策課 様
嶋倉 文裕 氏(JNSA西日本支部長/富士通関西中部ネットテック) 【基調講演】13:45-14:45〈60分〉
「経営者にとってのサイバーセキュリティ政策」
三角 育生 氏(経済産業省サイバーセキュリティ・情報化審議官)
<概要>超スマート社会(Soceity5.0)に向けて、企業は、情報通信技術(IT)とデータを上手に利活用してデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現することで大きな成功が見込まれる。一方で、Internet of Things(IoT)などあらゆるものが繋がっていく中でIT利活用を進めることはサイバーセキュリティ上のリスクが高まり、サイバーセキュリティ対策の負担も大きくなるのではないか、サイバーセキュリティ対策はDXやイノベーションの妨げにならないかとの懸念の声も聞かれる。本講演では、こうした声に対応して、DXの推進とサイバーセキュリティの取組みにおける経営層の役割を説明するとともに、安全なクラウドの利活用、サプライチェーン対策などを含めて経営に資するようなサイバーセキュリティ政策について紹介する。
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休憩(10分) |
【講演】14:55-15:55〈30分〉
「中小企業のためのSecurity by Design WG 報告」
嶋倉 文裕 氏 (富士通関西中部ネットテック(株))
<概要> 情報セキュリティ対策の具体化に向けた企画段階には、様々な問題があり、 企画段階での検討不足は導入後の運用において弊害を招きます。
西日本支部は、企画段階の諸問題の解決と導入後に弊害を招かないために、企画段階で検討すべき事項について考えてきました。 また情報セキュリティ対策への投資を決断した経営者の期待に応える ための効果測定、評価を示すことが重要であり、その評価基準についても 企画段階で検討すべき重要な要素だと考えました。 それらWG活動についてご説明いたします。 |
休憩(10分) |
【特別座談会】16:05-17:20〈75分〉
「経営者から見た効率的なIT投資と情報セキュリティ対応は?」
コーディネータ:金子 啓子氏 (大阪経済大学 准教授)
パネリスト:
井上 陽一氏(JNSA顧問・フェロー/日本エレクトロセンサリデバイス(株) 社長補佐 ) 小屋 晋吾(株式会社豆蔵ホールディングス 執行役員/ニュートラル株式会社 代表取締役社長) 下村 正洋 氏(JNSA理事・事務局長/特定非営利活動法人日本セキュリティ監査協会 理事/ 独立行政法人中小企業基盤整備機構 最高情報セキュリティアドバイザー) 丸山 司郎(JNSA理事/株式会社ベネッセインフォシェル 顧問(元代表取締役社長))
<概要>
経営者から見た効率的なIT投資と情報セキュリティ対応とは何か? 経営者視点でのIT、情報セキュリティへの投資判断のポイントは何か? 情報セキュリティリスク対応における運用や情報セキュリティリスク対応を評価する、または把握したいことは何か? これらを踏まえて経営から見て期待するこれからのITの役割は? 経営者の方々に経営者から見たIT投資と情報セキュリティ対応について色々、議論をして頂き、ご来場の皆様と経営者の視点について考えたいと思います。 |
延期になりました。日程が決定し次第、改めてご案内いたします。
(※)予告無く講演内容が変更される場合がございます。予めご了承下さい