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サイバーセキュリティ産学連携推進協議会(IAC3)
サイバーセキュリティに関する産学連携公開シンポジウム2023

〜サイバーセキュリティ分野の研究促進と
国産セキュリティ製品の開発を加速化するための産学連携の方策を考える〜

開催趣旨

サイバーセキュリティ産学連携推進協議会は、昨年度(2022年度)に発足し、サイバーセキュリティに関係する産学の連携を図ることで、効果的な研究・開発・人材育成を支援し、わが国 のサイバーセキュリティ向上に寄与するために活動しています。具体的には発足後5回の大学関係者とJNSA会員企業が参加したサロンを開催してきました。この度は、このサロン活動を踏まえ、一層の産学連携を推進するために公開のシンポジウムを開催します。本シンポジウムでは、サイバーセキュリティ分野で研究をされている研究者の発表と企業側も参加したパネル討論を行って、我が国においてサイバーセキュリティ分野の研究の促進と国産セキュリティ製品の開発を加速化するための産学連携の方策について議論します。加えて、経済産業省産業技術環境局大学連携推進室の橋詰忠昭様を招き、国の施策と当協議会に関する期待を講演していただきます。

■ 日 時: 2023年9月21日(木)13:10−16:45(13時入室開始)
■ 場 所: 会議するなら 新橋貸会議室 6階会議室
(東京都港区新橋2-12-15)
https://www.kaigisurunara.jp/access

◆交通アクセス:
・JR各線新橋駅日比谷口又は烏森口より徒歩4分
・東京メトロ銀座線新橋駅6番又は8番出口より徒歩4分
・都営三田線内幸町駅A1出口より徒歩1分
■ 対 象: 学術系研究者、一般企業の方、どなたでもご参加いただけます。
■ 主 催: NPO日本ネットワークセキュリティ協会|サイバーセキュリティ産学連携推進協議会
■ 定 員: 150名
■ 参加費: 無料
■ 申込方法: ページ下部の「申込みフォームへ」ボタンからお申し込みください。
お申込後、QRコード画像がメールで送られます。当日は、会場でQRコードを受付タブレットで読み込みをしてご入場下さい

【開会あいさつ】13:10 - 13:15

田中英彦氏(サイバーセキュリティ産学連携推進協議会顧問、情報セキュリティ大学院大学名誉教授) 

 
【本協議会の目標と狙いについて】13:15 - 13:25
サイバーセキュリティ産学連携推進協議会代表 大塚玲 教授(情報セキュリティ大学院大学)

【特別講演】13:25 - 14:05
「経済産業省の産学連携施策について」
経済産業省 産業技術環境局 大学連携推進室 室長補佐(産学連携) 橋詰忠昭様 

<概要>
オープンイノベーションの手段として産学連携へのニーズは高いが、大学等に対する企業の投資額は政府目標と比べればまだまだ低い。こうした産学のセクター間、組織間の認識のギャップを円滑化し、産学連携を活性化させていくためのガイドライン等施策の基本的な考え方や関連施策を説明する。
 
休憩(10分)
【講演1】14:15 - 14:55
「続・有益な産学連携の実現に向けて」
森達哉 教授(早稲田大学 理工学術院 基幹理工学部) 

<概要>
2022年6月30日開催の第1回JNSA-IAC3サロンでは、「(仮)真に有益な産学連携の実現に向けて必要なことは何か?」と題しまして、インタラクティブツールを用いて参加者の方々から様々なご意見を頂きました。産学連携に期待すること、成功事例や失敗事例、マッチングのあり方、有効な施策など、大変有益なフィードバックが集まりました。本講演ではその時に得られた知見を整理した上で、さらに議論を深め、実践につなげるアイディアを参加者で共有できればと考えています。
【講演2】14:55 - 15:35
「サイバー攻撃観測と脅威アクター観測の融合〜国産の脅威インテリジェンス構築に向けて〜」
吉岡克成 教授(横浜国立大学 大学院環境情報研究院/先端科学高等研究院) 

<概要>
本講演では、従来からのサイバー攻撃観測に加えて、近年、横浜国大で進めている脅威アクター観測に基づき、昨今のサイバー攻撃の実態を分析すると共に、国産の脅威インテリジェンス構築に向けて拡充が必要な要素は何かを議論します。
休憩(10分)
【パネル討論】15:45 - 16:45
「我が国の産学連携の現状と課題」 〜産学連携にて国産セキュリティ製品を拡大する方法について考える〜
モデレータ:

下村正洋 氏(NPO日本ネットワークセキュリティ協会 事務局長)

パネリスト(名前あいう順):

加藤雅彦 教授(長崎県立大学情報システム学部)
小山覚 氏(株式会社エヌ・エフ・ラボラトリーズ 代表取締役社長 CEO)
萩原雄一 氏(株式会社ゼロゼロワン 代表取締役)
森達哉 教授(早稲田大学 理工学術院 基幹理工学部)

<概要>
セキュリティ対策のための製品やサービスが外国製に頼っているとの問題意識はかねてよりあり、近年、安全保障や経済安保の視点からも国産セキュリティ製品やサービスの重要性が増している。そのため、サイバーセキュリティにかかわる企業が努力することは当然であるが、一方、大学や研究機関などでサイバーセキュリティをテーマとして研究している研究者も存在している。これら両者を結びつけることによって研究の深化とビジネス化を加速できることは自明のこととして、実際に共同研究やそれを支援する施策などが実施されている。ただ、我々サイバーセキュリティ分野においては、産学連携が進行している分野と比べて、まだまだ推進されていないのではないだろうか。本パネル討論では、サイバーセキュリティ分野における産学連携の課題を提議し、かつ、本協議会ならびにJNSAが何をすべきかについて討論する。
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