2007年度 セキュアOSの導入に関する課題の試行結果報告書
(セキュアOS普及促進ワーキンググループ)
- 報告書「始めに」より抜粋
- 1.1 経緯と目的
様々なタイプのセキュア基盤(OS)を利用したソリューションモデル考案、及び、当該技術の普及促進を図り、産業界のインフラにまで発展したインターネットを少しでも安全に利用できるよう社会貢献することを目的として活動を行う。 - 1.2 WG活動の概要
現在、大規模な構築が始まった医療情報ネットワークの構築にPKI+VPNが用いられるようになった背景には、OSIの上位層での暗号化対策に脆弱性が多く含まれるという資料が、厚生労働省をとりまく機関から公表されたことがきっかけとなった。
セキュアOSも同様に下位層での最も基礎的な対策であるが、国内では抵抗感が相変わらず根強くあるため、これらを少しでも払拭できるような効果的な普及啓蒙活動ができないかと当WGメンバーで数回に渡り議論をした。
この結果、後述するように、JNSAのDMZ設置サーバに対してセキュアOSを適用し、その過程も含めて広く公表していくことで多くの方にセキュアOSの本質を理解をしていただけるよう活動を展開することになった。 - セキュアOS普及促進WGメンバー
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WGリーダー澤田 栄浩(株式会社JTS)
WGメンバー楠木 秀明(日本CA株式会社)
栗原 実(株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ)
河本 高文(東芝ソリューションズ株式会社)
田口 裕也(株式会社JTS)
武田 健太郎(株式会社NTTデータ)
冨田 高樹(みずほ情報総研株式会社)
原田 季栄(株式会社NTTデータ)
半田 哲夫(NTTデータ先端技術株式会社)
三田 聖彦(インフォコム株式会社)
やすだ なお(JNSA/株式会社ディアイティ/サイバー大学)
協力坂本 慶(株式会社ディアイティ) - 「2007年度セキュアOSの導入に関する課題の試行結果報告書」(2008.6.20)
(150KB)
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