HOME > イベント・セミナー情報 > JNSA主催セミナー > JNSA標準化部会セミナー「PQC移行 〜「まだ様子見」が許されない理由と今やるべきこと〜」
JNSA標準化部会セミナー
「PQC移行
〜「まだ様子見」が許されない理由と今やるべきこと〜」
|
耐量子計算機暗号(PQC)への移行は、もはや「様子見」ではなく、具体的な検討を始めるべき局面に入りつつあります。本セミナーでは、政策・規制動向、業界での取り組み、技術的課題、主要ベンダの対応状況を俯瞰するとともに、各分野の専門家による議論を通じて、利用者が今から何を検討すべきか、その第一歩を考えるための材料を提供します。 |
| 【本イベントは、CPEポイント申請対象イベントです】 | |
| ■ 日 時: | 2026年11月6日(金)13:00−17:30(開場:12:30〜 オンライン入室開始:12:50〜) |
| ■ 会 場: | AP新橋 RoomB(ハイブリッド開催) (東京都港区新橋1-12-9 新橋プレイス3階) アクセス>> https://www.tc-forum.co.jp/ap-shinbashi/access/ |
| ■ 対 象: | デジタルトラスト、電子署名、デジタルID、PKIに関心のある方 |
| ■ 主 催: | NPO日本ネットワークセキュリティ協会 標準化部会 |
| ■ 定 員: | 会場:70名 オンライン:500名(先着順) |
| ■ 参加申込み: | ページ下部の「お申込みはこちら」からお申し込みください |
| ■ 料 金: | 参加費無料 |
※講演時間については、数分〜10分程度前後する可能性がございます。ご了承ください。
【開会挨拶】13:00-13:05〈5分〉
JNSA副会長・JNSA標準化部会 部会長 中尾 康二(国立研究開発法人 情報通信研究機構)
|
【本日のイベントについて】13:05-13:20〈15分〉
「何故、今始めないといけないか」
PKI・PQC運用技術WG リーダー 伊藤 忠彦(セコム株式会社)
(概要)耐量子計算機暗号(PQC)への移行は、「将来検討すべき課題」から「準備を始めるべき課題」へと変わりつつあります。本セッションでは、なぜ今から検討を始める必要があるのか、その背景にあるリスクや国内外の動向を簡潔に整理するとともに、本セミナーの目的と各講演の見どころをご紹介します。 |
【政策・規制セッション1】13:20-13:50〈30分〉
「PQC移行に向けたCRYPTRECでの検討状況についてのご紹介」
神田 雅透 氏(独立行政法人情報処理推進機構)
(概要)NCOがPQC移行についてのロードマップを検討している中、CRYPTRECではPQC移行に向けた技術的な下支えをすべく、「耐量子計算機暗号(PQC)リスト検討タスクフォース」を設置し、CRYPTREC暗号リストでのPQCの扱いを検討しているところです。本講演では、CRYPTRECでの最近動向を中心に紹介します。 |
【政策・規制セッション2】13:50-14:20〈30分〉
「PQC移行とデジタルアイデンティティ ― 手元の試作から見えてきた論点」
楠 正憲 氏(デジタル庁 国民向けサービスグループ 統括官)
(概要)デジタルアイデンティティの仕組みは、PKI技術によって支えられています。PQCへの移行では、発行する側が新しい方式に切り替えるだけでは足りません。ICカード、スマートフォン、検証ソフトなど、検証する側を含むエコシステム全体の準備が必要です。また、一度配った「信頼の起点」は後から直せません。本講演では、パスキー、OpenID Connect、Verifiable Credentials(VC)を扱うIdPと、電子署名の検証ツールにPQCを試作して見えてきた課題を紹介します。あわせて、トラストリストの活用、長く使われる媒体と移行目標との時間軸の整合、移行方式の選択など、今後の論点を整理します。 |
【業界動向】14:20-14:40〈20分〉
「PQC移行、金融業界は何から始めているのか」
唐沢 勇輔 氏(金融ISAC FintechセキュリティWG / Japan Digital Design株式会社)
(概要)PQC移行の必要性は理解していても、「何から始めればよいのか」「どこまで調べればよいのか」に悩む組織は少なくありません。本講演では、金融ISACの調査結果や金融機関の取り組みをもとに、PQC対応の現在地を俯瞰します。その上で、推進体制、クリプト・インベントリ、優先順位付け、ベンダー連携、移行後の管理など、実際に取り組みを進める中で見えてきた論点を紹介します。 |
| 休憩(10分) |
|
【技術セッション1】14:50-15:10〈20分〉
「プラットフォーマーからみたPQC移行の現在地〜Microsoftの取り組みと利用者の移行ロードマップ〜」
垣内 由梨香 氏(日本マイクロソフト株式会社 リスクマネージャー)
(概要)PQCへの移行の必要性が広く認識されるにつれ、多くの企業や組織では「何から始めるべきか」「どのような順序で進めるべきか」が課題となっています。PQC移行は利用者だけでは実現できず、プラットフォーム、ソフトウェア、PKI、ハードウェアなどのエコシステム全体で進める必要があります。本講演では、MicrosoftにおけるPQC対応の最新動向やプラットフォーム整備の考え方を紹介するとともに、利用者との対話や移行検討の現場から見えてきた傾向を踏まえ、企業や組織がどのようなロードマップで移行準備を進めつつあるのかを共有します。また、今後の業界全体で必要となる取り組みや議論の一助となることを目指し、PQC移行に向けて見えてきた論点や課題について共有します。 |
【技術セッション2】15:10-15:30〈20分〉
「(仮)PQC移行の可視化と課題」【本講演は英語での発表となります】
「(Tentative) Visibility and Challenges of PQC Migration」
Sven Rajala 氏(KeyFactor Deputy PKI officer)
(概要)※調整中※ PQC移行に向けた暗号資産の把握・可視化とCrypto Agilityについて解説していただきます。英語での発表となります。
(概要(英))To be finalized. This session will discuss cryptographic asset discovery, visibility, and crypto agility in the context of PQC migration. (This session will be delivered in English.) |
【技術セッション3】15:30-15:50〈20分〉
「PQC時代における鍵管理基盤の技術課題と実装に向けた考察」
舟木 康浩 氏(タレスDISジャパン株式会社)
(概要)ポスト量子暗号(PQC)への移行に向けた議論が進む中、多くの組織では「何から始めればよいのか」「既存システムへどのような影響があるのか」といった課題に直面しています。本講演では、主にHSMを利用したPQC時代における鍵管理基盤の役割や、移行を進めるうえで押さえておきたいポイントを解説します。また、2026年に発表された次世代HSMプラットフォームの最新動向も交えながら、将来の技術変化に柔軟に対応するための考え方や、現実的な移行アプローチについてご紹介します。 |
【技術セッション4】15:50-16:10〈20分〉
「長寿命・更新困難なシステムにおけるPQC移行 〜後から直せない『信頼の起点』をどう守るか〜」
勝又 秀一 氏(PQShield Lead Cryptographer)
(概要)組込み機器、IoT機器、FPGAなどは10〜30年にわたって使われ、搭載した暗号を後から自由に入れ替えることができません。特に、ファームウェアの正しさを確かめる仕組み(セキュアブート)がRSAや楕円曲線暗号にしか対応していない機器は、ソフトウェア更新では耐量子化できず、判断のタイミングは移行時ではなく設計・調達時になります。本講演では、メモリの制約、サイドチャネル攻撃への対策、ファームウェア署名方式の選び方などの技術課題を整理し、利用者と開発者が今から取り組むべきことを解説します。 |
| 休憩(10分) |
|
【パネルディスカッション】16:20-17:20〈60分〉
「PQC移行をどう考えるか − 専門家の視点から」
(概要)各専門家がそれぞれの立場から、PQC移行において検討すべき論点や課題認識について見解を共有するとともに、立場による考え方の違いを交えながら今後の対応の方向性を考えます。
|
【閉会挨拶】17:20-17:30〈10分〉
JNSA事務局長 下村 正洋 |
|
ご登録の情報は、JNSAの個人情報保護方針に則り、適切に管理させていただきます。 |
|---|
|
ご参加お申込みは外部のサービスを利用しています。 |
メールでの個別の問い合わせ、発行は行っておりませんのでご了承ください。