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NSF 2019 in Kansai
「早期発見、早期対処」のセキュリティ
〜守りのセキュリティから攻めのセキュリティへ〜
情報セキュリティ対策を予防、防御、検知、回復と分類すると、これまでは防御に重きをおいてきたのではないでしょうか。 システム設計には経営目標を実現し、インシデントが発生しても早期発見、早期対処をするための仕組みを盛り込むことが重要です。 西日本支部では、ビジネス継続するためだけではなく、さらに経営の向上を図るため、日常における可用性、完全性、および信頼性、真正性も含めたセキュリティとは何か、を皆様と会場でご一緒に考えていきたいと思っております。 ぜひ多くの方の御参加をお待ちしております。 |
■ プログラム
【開会挨拶】13:00-13:15〈15分〉
近畿経済産業局 次世代産業・情報政策課 様
嶋倉 文裕 氏(JNSA西日本支部長/富士通関西中部ネットテック) 【基調講演】13:15-14:45〈90分〉
上原 哲太郎 氏(立命館大学 情報理工学部 教授)
「システム安定運用からサイバーレジリエンスへ」<概要> 一般に情報システムの長期にわたる障害が業務に与える影響は広く理解されている。システム障害が業務に与える被害を最小化するため、重要な業務システムにおいては冗長化や保守運用体制の整備などが広く行われてきた。しかしこれらの障害対策をいくら慎重におこなっても、ひとたびサイバー攻撃による被害が発生すればシステムの停止は長期間に及び、業務に多大な影響を及ぼす。本講演では業務システムをレジリエンス工学の視点から捉え、システム障害への対応と同等以上にサイバー攻撃への対策を行っておくことが結果的に事故発生時の業務へのインパクトを最小化できることを示す。 |
休憩(10分) |
【講演】15:00-15:40〈40分〉
「経営者にとっての情報セキュリティの課題」
企画・運営WG リーダー 小柴 宏記 氏(ジーブレイン株式会社 代表取締役社長)
<概要>
情報セキュリティは情報システム部の課題から経営会議の課題へと移行したと言われるようになった。 しかし、実際に経営者の情報セキュリティに対する意識が高まっているという実感は感じられない。 なぜこれほどまでに経営者にとって情報セキュリティは遠い存在なのか。 一方で、いま企業経営者を取り巻く環境は激しく変化している。 労働生産性向上、働き方改革、RPAに代表されるAIなどの新しい技術の取り込み、消費税率改定などの制度改正への対応、新しい価値創造など。 このような環境下において経営における情報セキュリティはどうあるべきかを参加者の皆様とともに考える機会とする。 【講演】15:40-16:40〈60分〉
「中小企業のためのSecurity by Design WG 活動紹介(仮)」
中小企業のためのSecurity by Design WG リーダー 大室 光正 氏(株式会社インターネットイニシアティブ/)
<概要> 情報セキュリティ対策の必要性は広く周知されているが、使える時間やリソースが限られた中で、何から着手すればよいのか。 安全性を高めてデータを有効に利活用できるようにするには、どのような現実解があるのか。 JNSA西日本支部の本WGでは中小企業の情報システム部門が考えるべき導入、運用、廃止までのライフサイクルを考慮した情報セキュリティシステムの姿を検討し、情報を取りまとめ公開することを目標としています。 15分程度、WGの概要をご説明のあと、本日を振り返りご来場の皆様と意見交換のセッションを行います。 |
※ 受付終了しました ※
(※)予告無く講演内容が変更される場合がございます。予めご了承下さい