イベント・セミナー情報

「サイバー攻撃の現状とサイバーセキュリティ政策について」

＜概要＞
昨今、サイバー攻撃は高度化しており、事業活動にも影響を与える経営上の重要課題となっています。本講演では、サイバー攻撃の現状を紹介するとともに、経済産業省が産業界のセキュリティ対策を支援する観点で実施している施策（各種ガイドライン、中小企業向けの支援策、IoT製品やソフトウェア製品・サービスのセキュリティ確保に向けた取組、国内のセキュリティ産業の育成に向けた取組、等）を紹介します。

「生成AIとセキュリティ」

＜概要＞
近年急速に発展している生成AIは、様々な分野において私たちの業務や生活に革新をもたらす一方で、生成AIの利用によるデータ漏洩やプロンプトインジェクションといった新しいセキュリティ上のリスクを抱えています。本セッションでは、これらの生成AIの利用において、どのような脅威がありどのような対策を講じるべきかを解説するとともに、AIセキュリティWGで公開している「生成AIを利用する上でのセキュリティ成熟度モデル」についても解説します。

「サイバー攻撃を受けるとお金がかかる〜インシデント損害額調査レポートから考えるサイバー攻撃の被害額〜」

＜概要＞
サイバー攻撃が発生した場合、中小企業であっても数千万円、場合によっては億単位の損失が発生することがあります。本講演では、調査研究部会インシデント被害調査WGが、各事業者への調査によりとりまとめている「インシデント損害額調査レポート」に基づき、サイバー攻撃を受けると「お金がかかる」ということについて説明します。セキュリティ対策向上のための経営者等に対する説得材料の一つとして活用いただければ幸いです。

「中小企業における現実的な情報セキュリティ対策　〜目に見える・手が届く運用とは〜」

＜概要＞
「セキュリティ侵害」は、ビジネスチェーン全体に波及する重要な問題です。そして、現在、ビジネスチェーンの中で、対策が遅れている中小企業が攻撃のターゲットとなっているケースが多く見られます。我々、日本ネットワーク・セキュリティ協会西日本支部では、「今すぐ実践できる工場セキュリティ対策のポイント検討WG」において、中小企業がセキュリティ対策を「現実」の事として取り組んでいけるように、ハンドブックを作成しました。これは、製造現場をケースにして作成したものですが、中小企業全般で参考にしていただける内容になっています。今回は、その検討の中で得られた「考え方」をご紹介し、「小難しい教科書に書かれたような対策」ではなく、「現場・現実にこだわった対策」を考えるきっかけとなればと思います。

「ローコストで実践！従業員セキュリティ教育 〜情報セキュリティ理解度チェック活用法〜」

＜概要＞
企業のサイバーセキュリティ対策、システム導入だけで万全だと思っていませんか？「最後の砦」となるのは従業員一人ひとりのセキュリティ意識です。本講演では、従業員の情報セキュリティリテラシーを測れるJNSAの「情報セキュリティ理解度チェック」をご紹介。このツールを活用し、従業員の理解度を可視化、向上させる具体的な手法を解説します。また、リテラシー不足が実際に引き起こしたサイバーセキュリティ事故の事例にも触れ、会社全体で情報資産を守るための、今すぐ始められる一歩をお伝えします。