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2015年度 JNSA表彰のご報告
2015年度


2015年12月25日
特定非営利活動法人 日本ネットワークセキュリティ協会


JNSAでは、情報セキュリティ向上のための活動を積極的に行い広く社会に貢献した、 あるいはJNSAの知名度向上や活動の活性化等に寄与した個人、団体、JNSAワーキンググループ を対象に「JNSA賞」と称する表彰を贈る制度を、2006年度に発足いたしました。

この賞は、情報セキュリティの向上に寄与された方々を広く紹介し、その活動を称え、 更に積極的な活動をしていただけるよう、設置したものです。この賞が、広く社会に情 報セキュリティが根付く発端となり、より良い社会を実現できる一助になればと考えています。

受賞者決定まで

2015年10月に、過去にJNSAの知名度向上、活動の活性化、また広く社会の情報セキュリティの 向上に貢献した個人、団体、JNSAワーキンググループの推薦(自薦、他薦は問わず)を募集し、12月の幹事会で受賞者を決定しました。

表彰式

2016年1月25日(月)にコートヤード・マリオット銀座 東武ホテルで開催いたしますJNSA新年賀詞交歓会の場にて、 JNSA賞受賞者の表彰式が行われました。 当日は、田中会長より各受賞者へ表彰状・表彰楯・金一封が授与されました。

2015年度 受賞者

JNSA賞受賞者

個人の部(3件)

◇未来予測プロジェクトリーダーとして活動、脅威予測の書籍発行に多大なる貢献

・唐沢 勇輔氏(未来予測プロジェクトリーダー/ソースネクスト株式会社)

JNSA社会活動部会が中心となり、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向けた脅威予測を行ない、書籍などの成果物を通じて社会への啓発を図ることを目的として、2014年度に「未来予測検討プロジェクト」を発足した。そのプロジェクトのリーダーとして、成果物のとりまとめに向けた議論の進行を支え、書籍「サイバーセキュリティ2020 脅威の近未来予測」の発刊に尽力することで、JNSAの知名度向上や活性化に多大なる貢献をした。

◇JNSAの情報セキュリティ管理体制に多大なる貢献

・後藤 忍氏(JNSA幹事/セコムトラストシステムズ株式会社)

2014年度からJNSA情報セキュリティ指針及び情報資産取扱規程の策定に向けて、1年間にわたり事務局を支援した。また「個人情報取扱手順」の文書策定に向けたアドバイスを行い、JNSAの情報セキュリティ管理体制の構築に多大なる貢献を行った。

◇電子署名実証環境の整備や勉強会の開催、会員獲得でJNSAに多大なる貢献

・宮地 直人氏 (電子署名WGサブリーダー/スキルアップTFリーダー/有限会社ラング・エッジ)

2013年の電子署名WG設立以来、同WGサブリーダー兼電子署名WG/スキルアップタスクフォースリーダーとして、電子署名に関わる実証環境の整備や多数の勉強会を企画開催した。また、JNSA会員を超えて参加者を集めたハンズオンを実施することにより、電子署名の普及にとどまらず、数社の会員やサブスクライバを獲得するなどJNSAの知名度向上と活動の活性化に多大の貢献を果たした。

ワーキンググループ(WG)の部(1件)

◇WGの活動が協会の活性化ならびに情報セキュリティの向上に大きく貢献

・マイナンバー対応情報セキュリティ検討WG
(WGリーダー:トレンドマイクロ株式会社 萩原 健太氏)
(WGサブリーダー:デジタルアーツ株式会社 松森 健一氏)

今年度の国内の大きな関心事である「マイナンバー対応」について、多くのWG参加企業を集め、活発に議論を行い、「公的情報のリンク集」「業務プロセス・リスクチェックシート」「安全管理チェックシート」を作成すると共に、業種、規模を問わず関連する誰もが活用できる「マイナンバー情報セキュリティ対策ポータル」サイトを公開した。成果物発表のセミナーでは多くの参加者を集め、その時勢に合った活動はメディアでも取り上げられ、JNSAの知名度向上、さらには社会全体における情報セキュリティ向上に寄与した。

特別賞(3件)

◇情報セキュリティ業界に大きく貢献

・CTF for GIRLS運営メンバー

情報セキュリティ技術に興味がある女性を対象に、女性限定CTFワークショップを企画開催してきた。2015年には国内初となる女性限定のCTF大会の開催を行った。運営メンバーは20名を超えるとともに、CTFワークショップの参加者も募集開始後数日で定員に達する大きな反響をよび、「CTF for Girls」を対外的にも注目を浴びる大きなイベントにした。情報セキュリティ関連のイベントへの参加に二の足を踏んでいた女性たちを後押しするとともに、女性のコミュニティ形成を行うことで、JNSAの知名度向上と情報セキュリティ業界の活性化に大きく貢献した。




◇インターネット安全教室を中心とする情報セキュリティ普及啓発活動を活発に実施することにより、
 広く一般社会のセキュリティ知識の向上に貢献

・特定非営利活動法人グループHIYOKO(代表理事:吉國 明夫氏)

・特定非営利活動法人スキルアップサービス(代表理事:松田 良輔氏)