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サイバーセキュリティ産学連携推進協議会

代表:大塚玲(情報セキュリティ大学院大学)
サイバーセキュリティ分野の産学連携活動を強化し、わが国のこの分野における研究開発/実務対応を強化することにより、わが国IT環境のセキュア化を図り、結果としてIT利用による社会/企業活動の活性化に繋げる。

年間活動予定

・5回程度の運営委員会
・10回程度の幹事会
・5回程度の運営委員会
・3回程度の産学連携サロン
・1回程度のシンポジウム
イベントについての問い合わせ先
サイバーセキュリティ産学連携推進協議会 担当:橋本(幹事)
Email:

運営委員会(2024年4月現在)

代表
大塚玲(情報セキュリティ大学院大学)
幹事
小村誠一(エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株式会社)
橋本正樹(香川大学)
三村守(防衛大学校)
米村恵一(木更津工業高等専門学校)
運営委員
阿萬聖(ジェイズ・コミュニケーション株式会社)
加藤雅彦(長崎県立大学)
齊藤泰一(東京電機大学)
佐藤健(NRIセキュアテクノロジーズ株式会社)
滋野謙太郎(岩崎学園)
下村正洋(特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会)
砂原秀樹(慶應義塾大学)
冨田高樹(みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社)
松浦幹太(東京大学生産技術研究所)
丸山司郎(株式会社FFRIセキュリティ)
三宅優(KDDI株式会社)
宮地充子(大阪大学)
森達哉(早稲田大学)
森井昌克(神戸大学)
矢野由紀子(日本電気株式会社)
山内利宏(岡山大学)
吉岡克成(横浜国立大学)
顧問
田中英彦(岩崎学園)

設立について

趣意書:サイバーセキュリティ分野における研究所や大学と、サイバーセキュリティ関連企業との連携について
2021年7月27日 JNSA会長 田中英彦

情報技術が多用され、今後の社会生活にITは益々重要な役割を占めることが考えられます。
しかし、それをきちんと成功させるためには、そのベースにサイバーセキュリティ対策が機能していることが必要です。一方でサイバー攻撃は、益々激しく、また高度になり、それを防ぎきれていないのが現状です。
サイバー攻撃が突くシステムの脆弱性は、既存ソフトウエアのみならず、新しく作られる様々なソフトウエアに存在し、脆弱性の増加に対策が追い付いていないのが現状です。従って、この状況を抜本的に解決することに向けて、知恵を絞ることが求められます。研究所や大学はその研究をすることが期待されますし、セキュリティ対策企業は、サイバー攻撃の現状やそこから考えられる対策のニーズを明らかにして研究所や大学に伝える必要があります。
しかしながら、従来の両セクター間の連携は余り活発ではなく、互いに相手の状況を十分に 理解していないのが現状ではないでしょうか。それはお互いに不幸なことです。日本の研究 機関や大学は従来、基礎的な分野で世界的に優れた成果を出してきた歴史があり潜在的に 大きな力を有しています。しかし、従来、セキュリティ業界は、国内よりも外国に目を向け、 そこで開発された製品や手法をわが国に紹介することが多く、わが国の研究機関や大学に セキュリティ業界が抱える問題点をきちんと示し、その解決策を創り出すことに向けて密 な協力をする努力が不足していたのではないでしょうか。
そこで、これからの力強いセキュリティ業界を創造してゆくために、これら両セクターに属する人々が顔を合わせ、定期的に情報交換をし、対策に向けて密な意見交換をすることから連携を始めるのはとても意義あることだと思います。そのような連携活動を開始致したく、ここにその活動グループへの皆様のご参加をお願いしたいと思います。
その連携の結果として、両セクター間の垣根が取り払われ、実務的な研究開発が盛んになり、セキュリティ企業活動の隆盛に繋がり、サイバー対策が充実して安全なIT活用による社会活動の発展に寄与できればこれに優る喜びはありません。

会則

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