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NSF 2017 in Kansai
「経営と情報セキュリティ」
〜経営者にとっての情報セキュリティを再考する〜
いまや企業経営にIT(情報技術)の利活用は避けては通れず、収益性にも大きく影響します。その一方で企業が保有する顧客の個人情報や重要な技術情報等のインシデントは後を絶たず、その手口は巧妙化しています。 情報セキュリティには経営者の関与が欠かせないということは以前から言われていたことではありますが、ITの社会への浸透度も大きく変化している昨今の状況を鑑み、本セミナーではあらためて経営と情報セキュリティの関わりを見直す機会を提供し、情報セキュリティ対策に関心を持って頂きたいと考えております。ぜひ多くの方の御参加をお待ちしております。 |
■ プログラム
【開会挨拶】13:00-13:15〈15分〉
有馬 貴博氏(近畿経済産業局 地域経済部情報政策課 課長補佐)
嶋倉 文裕 氏(JNSA西日本支部長/富士通関西中部ネットテック) 【基調講演】13:15-14:35〈80分〉
セキュリティが経営課題であることを経営陣にどう理解させるべきか
上原 哲太郎氏(立命館大学 情報理工学部 情報システム学科 教授)
<概要> 組織において情報セキュリティの向上を図るためには経営陣や首脳陣の理解が必要である。しかし、経営陣は情報システムをコストセンターとみなしがちであり、ここに情報セキュリティが加わり大きなコストに繋がることを嫌う傾向にある。セキュリティはまさに経営課題であり、経営陣の主導の下で取り組まれるべきことをどのように理解させるべきだろうか。本講演ではこの難題の解決策を皆さんと考えてみたい。 |
休憩(10分) |
【講演】14:45-15:30〈45分〉
セキュリティの実践的教育 〜ゲームを利用したサイバーセキュリティ演習〜
長谷川 長一氏(株式会社ラック/JNSA教育部会講師スキルWGリーダー)
<概要>
企業において情報セキュリティを実践的できる人材が求められている現在、実践的セキュリティ教育が必要とされています。そのためには、様々な体験学習が効果的かつ不可欠です。 その中でもゲーム学習は、安全にチャレンジし、失敗することができる、そして短い時間で体験学習ができる教材です。このセッションでは、JNSAが開発したカードゲームを使用し、不正行為の起こる仕組みとその対策を学んでいただく。併せて、ゲーム教育をはじめとする体験学習を効果的にするポイントもお話します。そして、セッションをご聴講いただく皆様には、JNSA開発のカードゲームをプレゼントいたします! 【講演】15:30-15:50〈20分〉
経営者向け情報セキュリティ対策実践手引き作業部会のご紹介
塩田 廣美 氏(JNSA西日本支部メンバー) <概要> JNSA西日本支部では、主に中小企業の現場の方々を対象に、日々の仕事に潜む情報セキュリティ上の脅威に対して、その見つけ方や対応方法についてお役立ちツール開発に取り組んできました。 この作業部会は、過去の活動を受けて、経営に携わる方々にもモデル企業像を通して経営の視線から情報セキュリティに取り組むための手引き作成しており、今回はその概要をご紹介します。 |
休憩(10分) |
【座談会】16:00-17:00〈60分〉
情報システム部門は経営者にどう向き合えば良いのか
コーディネータ:
嶋倉 文裕 氏(富士通関西中部ネットテック株式会社) 参加者: 上原 哲太郎 氏(立命館大学 情報理工学部 情報システム学科 教授) 小柴 宏記 氏(ジーブレイン株式会社 代表取締役社長)長谷川 長一 氏(株式会社ラック) <概要> 本セッションでは、講師の方と経営者にお集まりいただき、本日のご講演をふまえて、情報システム部門は経営者と情報セキュリティについて、どう向き合えば良いのか議論をするとともに、ご来場の皆様方と意見も交換をさせていただきます。 |
(※)予告無く講演内容が変更される場合がございます。予めご了承下さい