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IoTセキュリティセミナー
〜IoTの未来とセキュリティの課題〜
IoTという単語がメディアを賑わせることが多くなってきました。このIoTは「Internet of Things」の略称で日本語では「モノのインターネット」といい、ありとあらゆる機器とその機器が持つ情報を活用することで新たな価値を生むといわれています。また、IoTは日本だけでなく世界各国で注目されていますが、特にドイツなどでは「インダストリー4.0(第4次産業革命)」と呼ばれる国家プロジェクトにもなっており、今後、世界中に大きな変革をもたらすでしょう。 このようなIoTの現状やセキュリティ面での課題を、バラエティに富んだ講師陣の講演とIoTおよびIoTセキュリティに関連する6団体のパネルディスカッションにより、わかりやすく解説できるセミナーにさせて頂きたいと考えております。 |
■ 日 時: | 2016年10月26日(水)13:00〜17:30 |
■ 場 所: | 日本IBM本社 301セミナールーム » アクセス (中央区日本橋箱崎町19-21) |
■ 主 催: | NPO 日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)IoTセキュリティWG |
■ 協 力: | 一般社団法人 組込みシステム技術協会(JASA)、 |
■ 定 員: | 210名 |
■ 参加申込み: | お申込受付は終了いたしました。 |
■ 料 金: | 参加費無料 |
■ プログラム
【基調講演】13:00 - 14:00
ネットワーク観測からわかるIoTのサイバーセキュリティ実情
吉岡 克成 氏(横浜国立大学准教授)
<概要> 本講演では、ネットワークの受動的観測、および、能動的観測により認識可能なIoT機器の脆弱性やマルウェア感染状況について述べる。特に数年前から続いているIoT機器の大量マルウェア感染の最新状況や、感染機器を悪用した大規模サービス妨害攻撃の事例について説明する。また、東京オリンピック・パラリンピックを迎えるにあたり重要となる新たな観測のアプローチについて紹介する。 |
休憩(14:00 - 14:10) |
【ゲスト講演】14:10 - 15:00
新たな生命体「ロボット」が直面した既存社会のセキュリティ
太田 智美 氏(ロボットパートナー)
<概要>
新たな生命体「ロボット」が直面した既存社会のセキュリティと直面したとき、そこには多くの物語が生まれます。ロボットはセキュリティとどう向き合うのか、周りの人間はどんな判断をするのか。ロボット社会はもう未来の話ではありません。既に始まって年月を重ねた「ロボットとセキュリティ」について、少しだけお話できればと思います。 【JNSA講演】15:00 - 15:40
JNSAの考えるIoTセキュリティの課題と対策
武田 一城 氏(鞄立ソリューションズ)
<概要> IoTは、これまでのITだけでは不可能だった領域で多くのメリットを社会にもたらしてくれる可能性を持っており、インターネットが爆発的に普及していった1990年代に負けない位の社会構造の変革を実現することでしょう。 しかし、このIoTの実現にはセキュリティの課題の解決は避けて通れません。この課題に対して、JNSAのIoTセキュリティWGのメンバーがどのように考え、議論し、どうやって「コンシューマ向けIoTセキュリティガイド」を完成させたかをお話しします。 |
休憩 (15:40 - 16:00) |
【パネルディスカッション】16:00 - 17:30
IoT関連6団体によるディスカッション「IoTに関する指針やガイドをどう読むか?」
モデレータ:
NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA) IoTセキュリティWG 武田一城 氏 パネリスト: ・独立行政法人情報処理推進機構(IPA) 辻 宏郷 氏 ・一般社団法人 JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC) 洞田 慎一 氏 ・一般社団法人 組込みシステム技術協会(JASA) 竹田 彰彦 氏(オプテック) ・一般社団法人 日本クラウドセキュリティアライアンス(CSA Japan) 二木 真明 氏(アルテア・セキュリティ・コンサルティング) ・一般社団法人 重要生活機器連携セキュリティ協議会(CCDS) 伊藤 公祐 氏 ・NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)IoTセキュリティWG杉浦 昌 氏 <概要> IoTの本格的な普及を目前として、2016年に入って各団体からIoTセキュリティに関する指針やガイドラインなどの資料が多く公開されるようになりました。今回、それらを作成した団体ほかにお集まりいただき、パネルディスカッション形式で「IoTに関する指針やガイドをどう読むか?」を議論していきたいと思います。 |