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第6回 日韓情報セキュリティシンポジウム

 日韓の情報セキュリティの向上を目指す企業と人の交流を図り、グローバルな体制が必要とされる情報セキュリティに関して両国に共通の課題を議論し、共通の理解を得る目的で、日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)が韓国の韓国情報保護産業協会(KISIA)と協力して、国際シンポジウムを行います。両国の民間レベルでの緊密な交流を促すと共に、両国が協力して広くアジアの情報セキュリティの向上にも積極的に取り組むことを目指します。
 当日は同時通訳も入りますので、ぜひ多くの方にご参加いただければ幸いです。
■ 日 時: 2016年7月28日(木)10:00〜18:15(受付開始 9:30)
■ 場 所: 秋葉原UDX Gallery Next-1  >>アクセス
(東京都千代田区外神田4-14-1)
■ 主 催: 特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会(略称JNSA)
韓国情報保護産業協会(略称KISIA)
■ 後 援: サイバーセキュリティ戦略本部、総務省、経済産業省、
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)、
一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)
■ 定 員: 120名
■ 参加申込み: 定員に達したため、参加申込は終了いたしました。
■ 料 金: 参加費無料
■ プログラム (同時通訳あり)
【開会挨拶】10:00〜10:10
特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会会長 田中 英彦 氏
韓国情報保護産業協会会長 Dr. Hong, Ki-Yoong
【来賓挨拶】10:10〜10:25
総務省 情報流通行政局 情報流通振興課 情報セキュリティ対策室長 大森 一顕 氏
経済産業省 商務情報政策局 サイバーセキュリティ課 企画官 土屋 博英 氏
休憩 10:25〜10:30
【第一部】オリンピックに向けた日韓の情報セキュリティ対策
 
【東京2020大会に向けたサイバーセキュリティのチャレンジ】10:30〜11:15
公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 舘 剛司 氏
<概要>
大会開催まで4年という節目を迎え、東京2020ではより組織的なサイバーセキュリティへの取組みを開始しようとしています。本講演では、情報システム・ネットワーク全体を見据えたITセキュリティ戦略&ポリシーの策定、スポンサーや関係組織と連携した統合的リスクアセスメント、セキュリティ人材確保・育成に向けた考え方、などについての検討・準備状況を紹介するとともに、現時点で組織委員会や関係組織が抱えると思われる課題認識についても報告します。
 
【2018年 平昌冬季オリンピックにおけるサイバーセキュリティの概要】11:15〜12:00
Prof. Youm, Heung-Youl
(平昌冬季オリンピック大会組織委員会情報保護専門委員会委員長)
Advisory Chairman of Information Security,
The PyeongChang Organizing Committee for the 2018 Olympic & Paralympic Winter Game(POCOG)
ランチブレイク 12:00〜13:00
【第二部】日本と韓国におけるサイバーセキュリティ戦略
 
【日本におけるサイバーセキュリティ戦略について】13:00〜13:45
内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター 村上 聡 氏
<概要>
先の国会で成立したサイバーセキュリティ基本法の改正内容、サイバーセキュリティ基本戦略、年次計画であるサイバーセキュリティ2016等をベースに、現状及び今後重点的に取組む事項等を概観します。
 
【韓国における情報セキュリティ戦略】13:45〜14:30
Mr. Kim, Dong-Il / Deputy Director(未来創造科学部)
Ministry of Science, ICT and Future Planning(MSIP)
休憩 14:30〜14:40
【第三部】IoTセキュリティの展望
 
【Prospects for IoT Security 〜 日本におけるIoTセキュリティの展望 〜】14:40〜15:10
株式会社カスペルスキー/JNSA IoTセキュリティWGリーダー 松岡 正人 氏
<概要>
2014年4月に開始したIoT Security WGは「IoT」のセキュリティの課題を見つけるべく2年にわたる踏査の旅に出ました。この旅は長く苦しく、メンバーが入れ替わりながら続けたが、分かったのは「メーカーはIoTのセキュリティをほとんど考えていない」こと「IoTの技術標準はセキュリティをカバーしていない」などの現実でした。それでも、IoTの標準アーキテクチャ「IoT-A」のセキュリティの考え方を読み解くことや、様々な業界の人たちとの議論を通じて、ようやくコンシューマIoT向けのセキュリティガイドの初版を公開することができました。
このセッションでは、この2年間の活動を通じて得た知見をもとに、IoTのセキュリティ上の課題を提示し、ガイドに記述した脅威への対策について主要な点を解説することで、自組織での利用を促すものとします。
 
【アジアでのIoTセキュリティの活動】15:10〜15:40
Dr. Lee, Hyang-Jin / Convergence Security Industry Team Manager
Korea Internet Security Agency(KISA)
休憩(15:40〜16:00)
【第四部】情報セキュリティと産業振興のための日韓協力
 
【ディスカッション】16:00〜17:00
パネリスト:
   中尾 康二 氏(KDDI株式会社/JNSA副会長)
   下村 正洋 氏(株式会社ディアイティ/JNSA事務局長)
   高橋 正和 氏(日本マイクロソフト株式会社/JNSA副会長)
   Prof. Youm, Heung-Youl
 (平昌冬季オリンピック大会組織委員会情報保護専門委員会委員長)

   Dr. Hong, Ki-Yoong(韓国情報保護産業協会(KISIA)会長)
 Mr. Yoon, Doo-Shik(JIRAN Security CEO/Auditor of KISIA)
<概要>
昨年の日韓セキュリティシンポジウムでは、両国間のサイバーセキュリティの連携強化のために、産業界、学界、政府間のサイバーセキュリティ協力の促進のための多角的な努力を両国連携して実施することとし、2018年に韓国の平昌冬季オリンピックと2020年の日本夏季東京オリンピック/パラリンピックの成功的な開催に向け、セキュリティ事故のない両国の五輪開催の成功をサポートし、オリンピック用のサイバーセキュリティ情報交換を促進するための協力を加速化することとしました。さらに、最近のモノのインターネット(IoT)のセキュリティにも注目し、連携した市場調査、技術検討を行うことも合意しました。 今年のパネル討論では、これまでのトピックを基本的に継続し、オリンピック/パラリンピックに向けた連携したセキュリティ施策の方向性、今後のIoTセキュリティに向けた両国の共同検討の方法などを中心とした議論を行い、更なる両国の連携を強化していく予定です。
 
【製品/サービス紹介】17:00〜18:00
KISIA、JNSAの会員企業が製品やサービスを紹介します。
 韓国企業
 1.FiveGT社
 2.JIRAN Security社
 3.MONITORAPP社
 日本企業
 1.デジタルアーツ株式会社
 2.株式会社ディアイティ
 3.日商エレクトロニクス株式会社
【まとめ】18:00〜18:15
中尾 康二 氏(JNSA副会長 / KDDI株式会社)
Prof. Youm, Heung-Youl
(平昌冬季オリンピック大会組織委員会情報保護専門委員会委員長)
【閉会】18:15
※終了後の19時より会場を移して懇親会を行います。
 会場:銀座ライオン 秋葉原ラジオ会館店(会費4,000円)

 

※ 定員に達したため、参加申込は終了いたしました。※