デジタル署名検証ガイドライン
(電子署名ワーキンググループ)

2023.12.20改訂(2021.4.15公開))
2023年12月20日 改訂版公開しました。
目的
デジタル化とネットワーク化の進展に伴い、デジタルデータの保証と取り扱う人やサービスの信頼性が、これまで以上に必要とされるようになっている。中でもデータの作成責任とその真正性は、アナログ時代においては「署名」や「押印」によって担保されてきた。デジタル時代においては、それに相当する技術として「電子署名」がある。
署名は文書等にそれが付与され、受領者が署名を確認することで文書等の真偽や価値の判断材料となる。しかし、可視データであるアナログの「署名」や「押印」と違い、「電子署名」は機械処理としての「署名検証」が必要であり、検証ツール(ソフトウェア)に依存することになる。さらに、電子署名は様々な要素から構成されており、その判定は注意を要する。その判定基準が検証ツールによって異なると、同じデータに対する判定が異なる結果となり、デジタル化の阻害要因となりかねない。それを防ぐため、本書では、電子署名のうち公開鍵暗号技術に基づくデジタル署名について検証のガイドラインを示すものである。

JNSAメールマガジン215号(2021.7.9配信)で「「デジタル署名検証ガイドライン」の紹介」を配信しました。こちらから御覧いただけます。

「デジタル署名検証ガイドライン」執筆者(五十音順)
新井 聡(NTTビジネスソリューションズ株式会社)
漆嶌 賢二(GMOグローバルサイン株式会社)
小川 博久(株式会社三菱総合研究所)
上条 桃花(株式会社エヌ・ティ・ティ・データ)
酒巻 一紀(三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社)
佐藤 雅史(セコム株式会社)
柴田 孝一(セイコーソリューションズ株式会社)
杉崎 元(三菱電機ソフトウェア株式会社)
高丸 祐典(三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社)
西山 晃(フューチャー・トラスト・ラボ)
政本 廣志(日本ネットワークセキュリティ協会 電子署名WG署名検証TFリーダー)
緑川 良子(三菱電機ソフトウェア株式会社)
宮崎 一哉(三菱電機株式会社)
宮地 直人(有限会社ラング・エッジ)
「デジタル署名検証ガイドライン」
2023年12月20日改訂「デジタル署名検証ガイドラインv1.1」(PDF 2.0MB)

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