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<三和電子株式会社 青木氏> |
JNSA情報セキュリティ理解度チェック・プレミアムサイトを継続してご活用いただいている三和電子株式会社 安全品質統括部の青木博さんにお話を伺いました。
「社員の情報セキュリティ教育の一環として、当初は無償版の理解度チェックを利用しました。全社員が受講することに意味があるので、社長にも受講してもらっています。社長も高得点を出していますよ。」と青木さんは述べられました。
ただし、社員数が多いので受講結果の集計作業にも時間がかかります。無償版の理解度チェックは、利用期間が3ヶ月という制約があったため、同サイトの有償版(プレミアム)の代理店、株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリを通して、プレミアムサイトを利用することにされました。
無償版の理解度チェックサイトから有償のプレミアムサイトに移行する場合には、登録されたユーザ情報や受講結果は、引き継がれます。
三和電子株式会社では、年に2回、6月からと12月からそれぞれ3ヶ月程度の期間を設けて全社的に受講をしているとのことです。受講のルールについて尋ねてみると「問題の難易度にもよりますが、今は80点を合格ラインとして、合格点を越えるまで何度でも受講するようにしています。」ということでした。受講した結果の知識レベルを一定に保つのに苦心されているようです。
プレミアムサイトでは、受講問題を自由に選択したり、独自に作成した問題をを追加することもできますが、受講問題はあらかじめ4種類設定されているセット問題を使われているとのことでした。「1回目に選んだセット問題は、『簡単だった』という声も聞かれましたが、2回目に選んだセット問題は、そのような声は聞かれませんでした。」とセット問題によって難易度が違う点を話されていました。
独自に工夫されていることをお聞きすると、「全社員が受講するということになると、社員によってはパソコンを使えない人もいます。」とのこと。パソコンを使えない方にも対応できるよう、パソコンで出題される問題文を紙に写し、紙で受講してもらっているそうです。(事務局注:このお話を伺って、プレミアムサイトではダウンロードすれば印刷できるようにExcelシートを準備しています)その他、3ヶ月の受講期間を設けていますが、受講率が上がらない場合には、受講期間の途中で部門長から受講を促すようなことも行い、受講率をあげているとのことでした。
三和電子株式会社は、「品質」「環境」「情報セキュリティ」「個人情報保護」の認証取得をされています。「今後は、個人情報保護(Pマーク)に関連する問題や、最近増えてきたスマートフォンに関する問題があるといいですね。」と話されていました。
理解度チェック・プレミアムサイトを運営している事務局として、ご利用者の使い方や工夫している点を直接お聞きして、とても参考になりました。初めは無償版で機能を試してから、プレミアムサイトに移行して、カスタマイズしていただく、というのがスムーズにご利用いただける方法でしょう。
<左から 三和電子株式会社 青木氏、株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(代理店)梅村氏、情報セキュリティ理解度チェックWGリーダー 大溝氏> |
商 号 | 三和電子株式会社 |
本社所在地 | 〒101-0064 東京都千代田区猿楽町2丁目1番6号 |
資本金 | 90,000千円 |
設 立 | 昭和50年4月10日 |
従業員数 | 325名 (平成23年3月末現在) |
年 商 | 46億83百万円(平成22年度実績) |
理解度チェック・プレミアムサイト 登録人数500名~1000名コースを利用 利用開始日:2010年8月4日 |