情報セキュリティ理解度チェックサイト 受講結果分析コラムまとめ

[2011.6.29]

「情報セキュリティ理解度チェック」の受講結果から代表的な人を抽出すると、受講回数が多い人のプロフィールは、東京都に勤務している情報サービス業の30代の営業職ということになりました。では、平均点が高かった人のプロフィールは鹿児島県に勤務するISP、ASPの30代の教師ということになりましたが、実際にはサービスプロバイダで教師という人はいないでしょう。

人口1万人当りの受講回数では、広島県が一番多かったという結果も出ていますし、年代別では70代の方も若い人に負けずかなり良い平均点を取っていました。

本コラムを執筆している時点(2011年6月17日)では、累計総受講数も6万2千回を超えており、47都道府県すべてに受講者がいるだけでなく、受講登録者(管理者)も47都道府県にいます。これは、「情報セキュリティ理解度チェック」の仕組みを作り、問題作成も行っているワーキンググループとしてはとてもうれしく、励みになります。

受講回数別の平均点では、3回目の受講が一番高くなったことからも、一度だけの受講ではなく継続して利用していくと効果が上がることも検証できました。
今後も、日本全国の方々に継続して使っていただけるように、新しい問題も増やしていく計画をしておりますので、まだ利用されていない企業や組織の管理者の方もぜひ「情報セキュリティ理解度チェック」サイトをご利用ください。

(株式会社JMC 大溝 裕則/WGリーダー)