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JNSA設立15周年記念イベント
「Network Security Special Forum (NSSF15)」

開催趣旨

特定非営利活動法人 日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)は、今年で設立15周年を迎えます。

いままでにお世話になった方々への感謝とともに、これからの活躍に期待する方々へのエールを送るイベントとして、「Network Security Special Forum (NSSF15)」を開催いたします。 設立以来、NPOとして長期間にわたり活動し、いまだに社会に対して貢献し続けられていることを関係者全員で感謝し、さらなる発展を祝う催しとしたいと存じます。

ぜひ多くの皆様のご来場をお待ちしております。


■ 日 時: 2015年10月15日(木)13:00−17:00(開場12:30予定)
■ 場 所: ベルサール飯田橋駅前 ホールA 
(〒102-0072 千代田区飯田橋3-8-5 住友不動産飯田橋駅前ビル)
map http://www.bellesalle.co.jp/room/bs_iidabashi/access.html
「飯田橋駅」A2出口徒歩2分(東西線・有楽町線・南北線・大江戸線)
「飯田橋駅」東口徒歩3分(JR線)
notice飯田橋エリアには「ベルーサル飯田橋駅前」と「ベルサール飯田橋ファースト」が

ございます。お間違えのないようにお越し下さい。
■ 主 催: NPO 日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)
■ 定 員: 240名
■ 料 金: 無料
■ 申込方法: 終了しました
■ プログラム:
13:00
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13:05
【開会挨拶】
田中 英彦(NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)会長)
13:05
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13:50
(45分)
【基調講演】 未来への挑戦:「人のためのロボット」の実用化(仮)
玉井 博文 氏(マッスル株式会社 代表取締役社長)
講師:玉井 博文 氏(マッスル株式会社 代表取締役社長)
【概要】
『機械のための機械ではなく、人のための機械を作りたい―』をコンセプトに30代後半で、産業用ロボットの会社を辞め、独立。その後、自ら考えて動く“頭脳を持つモーター”を、独自に編み出し、2010年の上海万博に壁をよじ登る人型ロボットを出展し、世界中を驚かせ現在では、介護ロボットの開発等に活躍されている。その玉井社長の今までの奮闘の歴史と、経営哲学、夢を達成するための秘訣をご講演いただきます。
休憩 (10分)
14:00
|
15:30
(90分)
【論文発表】JNSA設立15周年記念論文募集 優秀論文上位4名による発表(各20分)(募集ページはこちら
発表者:(順不同:当日の発表順は変更になる場合があります)
・金子 朋子 様(株式会社NTTデータ)
 「より安全なシステム構築のために〜CC-Caseによるセキュリティ要件の見える化」
【概要】サイバー攻撃等より巧妙化する近年の脅威に対抗するためには,より安全なシステム・ソフトウェア構築の仕組み作りがより根本的な対策となる.そこで,筆者はCC-Caseと名付けたアシュアランスケース(ISO/IEC15026)とコモンクライテリア(CC:Common Criteria. ISO/IEC15408と同義)によるセキュリティ要求分析・保証の統合手法に基づき,セキュリティ要件の見える化を図ることを提案する.CC認証を必要としない要件に対しても本手法は適用可能であり具体的な適用方法を示したい.

・川中 孝章 様(東京大学)
 「クラウドサービス市場における情報セキュリティ監査のゲーム理論的考察」
【概要】クラウドコンピューティングは、様々な利便性がある反面、情報セキュリティ面が不安視されている。情報セキュリティガバナンスの主体が、クラウド事業者とクラウド利用者に分断される点にこの問題の本質がある。本研究では、クラウドサービス市場が健全に発展していくために、情報セキュリティ監査が果たすべき役割について、事業者と利用者の間の情報の非対称性に着目しながら、ゲーム理論を用いて考察を行う。  

・甘利 康文 様(セコム株式会社IS研究所)
 「セキュリティとは何か? 安全、安心を実現する原理をその本質から理解する」
【概要】「セキュリティ」、それによって実現される「安全」、「安心」は、物理的な実体を持つ存在ではない。これらは形而上の存在であり、人々の心の内、意識の前に立ち現れる「何ものか」である。本稿では、人の心の内に立ち現れる観念である、これらの言葉によって指し示されている「そのもの」の本質について、近代言語学的観点、現象学的観点から論考する。その本質を考察することで、セキュリティや安全、安心のための技術や体制を高いレベルで実現する指針を示すことが、本論の目指すところである。本稿では、人々が不安に至るそもそもの要因にスポットライトを当て、本質的観点から、セキュリティ関係者が「何をすべきか」について考察したい。  

・大谷 尚通 様(株式会社NTTデータ)
 「個人情報漏えいインシデントの変遷と挑戦」
【概要】個人情報保護法が施行されて10年が経過し、施策の見直しや個人情報に対する個人や組織の意識の変化が現れてきている。そこでこれまでに蓄積した国内で公表された13年間分の個人情報漏えいインシデントのデータを元に個人情報漏えいに関するセキュリティインシデントや対策の変化を振り返る。また、これまでのセキュリティ対策を評価するとともに問題点を明らかにし、セキュリティ対策の次のステップを考える。
休憩 (10分)
15:40
|
16:20
(40分)
【講演】「セキュリティ過去と未来」
講師:高橋 正和 氏(NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)副会長/日本マイクロソフト株式会社)
【概要】
JNSAは、日本におけるセキュリティの歩みと共に15周年を迎えました。
この機会に、これまでのセキュリティを振り返り、現在のセキュリティについて俯瞰します。
そして、未来予測WGの内容から、今後のセキュリティについての展望もご紹介します。
16:20
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16:40
(20分)
【論文表彰】
  優秀論文の表彰 (審査結果と表彰式はこちら

審査委員

田中 英彦先生 (情報セキュリティ大学院大学、JNSA会長)
佐々木 良一先生 (東京電機大学、JSSM会長)
大木 栄二郎先生 (工学院大学、JSSM副会長)
湯淺 墾道先生 (情報セキュリティ大学院大学、JSSM常任理事研究部会長)
吉浦 裕先生 (電気通信大学、JSSM常任理事編集部会長)
原田 要之助先生(情報セキュリティ大学院大学、JSSM常任理事)
中尾 康二(KDDI株式会社、JNSA副会長)
高橋 正和(日本マイクロソフト株式会社、JNSA副会長)
西尾 秀一(株式会社NTTデータ JNSA理事)
平山 敏弘(日本アイ・ビー・エム株式会社、JNSA教育部会長)
下村 正洋(株式会社ディアイティ、JNSA事務局長)

【表彰】
最優秀賞 30万円 ×2本 ※学術論文及び自由形式論文に各1本
優秀賞 10万円 ×2本 ※学術論文及び自由形式論文に各1本
学生奨励賞 5万円 ×2本 ※学術論文及び自由形式論文に各1本
【スポンサー賞】
・カスペルスキー賞 カスペルスキー2015 マルチプラットフォームセキュリティ1年1台版(3本)、
          カスペルスキーオリジナル地ビール(5本セット)、ゴルフアクセサリーセット
・セコムトラストシステムズ賞 セコムサイバー道場招待(2日)または セコムの食3万円ギフト券
・トレンドマイクロ賞 商品券3万円分
・ファーウェイ・ジャパン賞 スマートフォン HUAWEI P8 lite シムフリー(1台)
・ラック賞 セキュリティアカデミー専門コース受講無料クーポン(1講座)
16:40
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16:50
(10分)
【JNSAフェロー発表】(フェロー称号認定者発表はこちら
NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)会長 田中英彦より発表と記念品の贈呈を行います。
16:50
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17:00
【閉会挨拶】
下村 正洋 (NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)事務局長)
(※)予告無く講演内容が変更される場合がございます。予めご了承下さい
JNSA会員の方は、18時より飯田橋カナルカフェにて十五周年記念パーティを行います。
あわせてぜひ御参加下さい。