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セミナー2005年

「コーポレートガバナンス強化に直面する中小企業のセキュリティ対策について」

■ 日 時: 2006年3月16日(木)午後1時30分〜午後5時(受付開始午後1時)
■ 場 所: コンベンションルーム・アクスネッツ(大阪市)
 大阪市北区曽根崎新地2丁目3番21号 axビル4F
(地下鉄四つ橋線「西梅田駅」JR東西線「北新地駅」共に9番出口よりすぐ)
■ 主 催: NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)西日本支部
■ 後 援: 近畿経済産業局、大阪商工会議所、 財団法人関西消費者協会、社団法人関西経済連合会
■ 定 員: 150名
■ 料 金: 無料
■ 対象者: ・情報流通を経営基盤のひとつとする企業の経営層、情報管理責任者、情報システム管理者
・IT技術を含めて内部統制強化を検討している中小企業や教育機関の情報管理責任者、情報システム管理者等
■ 申込み: 本ページ下の申し込みボタンよりお申し込み下さい。
■ 講演内容:
 本セミナーは、中小企業に求められる「企業の内部統制強化」の動向と、新たなセキュリティ対策をテーマとして取り上げます。
 米国では、コーポレートガバナンスと内部統制システムを抜本的に改革する企業改革法(いわゆるSOX法)の導入により、情報セキュリティ対策を核としたITガバナンスの見直しが進められています。日本国内でも、米国との取引のある企業を主体に、セキュリティ対策の見直しが始まっており、早ければ2008年3月にも「日本版SOX法」の導入が予定されている事から、今後の企業活動への影響が注目されます。 また、この5月に施行が予定されている新会社法においても、内部統制システムの構築に関する方向性が示され、その影響は大会社よりも中小企業に対して大きな課題をもたらすものと予想されます。
 本セミナーは、関西圏に多い中小企業にとって、「企業の内部統制強化」がどのように影響を及ぼすのか、またその結果として、どのようなセキュリティ対策が新たにクローズアップされていくのかを明らかにしていきます。
 また、「企業の内部統制強化」に先がけ、約1年間に亘り検討を続けてきた、中小企業における個人情報保護対策のあり方についても、研究成果として併せて報告致します。
■ プログラム:
13:30
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13:40
【開会の御挨拶】
JNSA西日本支部 中台 芳夫氏
13:40
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14:40
【講演1】「中小企業向け個人情報保護対策WG 活動報告」
講師:富士通関西中部ネットテック株式会社
   中小企業向け個人情報保護対策WGメンバー 嶋倉 文裕
【講演内容】
2005年4月、個人情報保護法完全施行に合わせて中小企業にとって実効性のある個人情報保護対策とは何か、モデル企業での実施検証をとおし見えてきたもの、その活動成果の報告と、今後の課題について解説します。
14:50
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15:50
【講演2】「企業価値の向上に向けた情報セキュリティ対策
       〜目に見えない資産の重要性と内部統制〜 」
講師:東京大学大学院情報学環・学際情報学府 助教授 田中 秀幸氏
【講演内容】
情報システムの安定的な運用と企業の有する情報資産の管理は、その重要性を高めており、企業価値に密接に関係するようになってきている。こうした状況の下では、効果的な情報セキュリティ対策が欠かせない。しかしながら、セキュリティ技術のみの安易な導入では効果が乏しく、企業のマネジメントと一体として行うことが必要であることなどがJNSA事業として行った実証分析等を通じて明らかになった。企業価値の向上に向けて、いかなる情報セキュリティ対策が求められるかについてお話ししたい。
16:00
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17:00
【講演3】「内部統制のためのITフレームワーク」
講師:弁護士/宇都宮大学工学部講師 高橋 郁夫氏
【講演内容】
企業等の活動における内部コントロールを果たすために、種々の法的な整備がなされている。また、マスメディアは、日本版SOX法が制定されるとして、それへの準備を説くものも多い。今回のセッションでは、米国SOX法との比較を前提に、日本における法的整備状況を概観した上で、内部コントロールを実現のために必須となるITフレームワークの構築、そして、そのなかで果たすフォレンジックの考え方について説明することにする。
17:00
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17:10
【閉会の御挨拶】
JNSA西日本支部 中台 芳夫氏
(※)予告無く講演内容が変更される場合がございます。予めご了承下さい
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