「認証技術の動向」セミナーのお知らせ
|
|
■ 日時: |
2004年12月9日(木) 13:00〜18:10(受付開始12:30) |
■ 場所: |
セコムホール(セコム株式会社本社ビル2F) 東京都渋谷区神宮前1-5-1
■原宿駅(竹下口より徒歩7 分)
■明治神宮駅(出口5 より徒歩5 分) |
■ 主催: |
NPO 日本ネットワークセキュリティ協会 PKI相互運用技術WG |
■ 共催: |
NPO 日本ネットワークセキュリティ協会 |
■ 定員: |
100名 |
■ 料金: |
参加無料 |
■ 内容: |
人/サービス/デバイスが相互に関連して動くユビキタスネットワークにおいて認証技術の重要性は、誰もが感じていることではないでしょうか?
認証技術といってもその範囲は広く、また、認証技術に対する要求も個人情報保護法に関連した内部犯罪による情報漏洩対策から、プライバシーを保った仮名による認証、ビジネスの連携を可能にするID連携(Identity
Federation)まで、様々な要求が浮上しています。また、人の認証だけでなく、サービス/デバイスの認証、時刻や位置の認証など様々な認証が必要とされており、認証技術は、安全、安心なユビキタスネットワーク社会を実現するための大きな基盤の技術となると考えられます。
こうした中、認証技術自体の状況も非常に分かりつらい状況にあると思います。本セミナーでは、認証技術を色々な面から捉え、今後、重要となるだろう技術と今後の動向について考察します。
|
★プレゼンテーション資料
恐れ入りますが、セミナーご参加の方は、以下の資料をダウンロード、プリントアウトの上、当日ご持参いただけますようお願い致します。セミナー当日は資料の配付は行いませんのでご注意下さい。 |
認証技術の現状の課題と今後の動向(1,217KB) |
松本 泰 氏 |
|
SAML の基本技術・実装技術(9.3MB) |
遠藤 由紀子氏 |
|
電子認証基盤の技術動向(790KB) |
冨高 政治氏 |
|
IPアドレス認証局(643KB) |
木村 泰司氏 |
|
通信プロトコルの認証技術(670KB) |
福田 尚弘氏 |
|
|
13:00〜14:00 |
「認証技術の現状の課題と今後の動向」
セコム株式会社 IS研究所/PKI相互運用技術WGリーダー 松本 泰
|
e-Japan戦略の成果としてインターネットにおけるブロードバンドなど普及などが上げられています。そしてこれらのIT基盤の利活用が次の課題とされています。しかし、これまでのIT基盤は、利活用を進めるにふさわしい十分なユーザ認証(電子認証)、セキュリティを提供しているとはいえないのではないでしょうか。ここでは、IT基盤の利活用、様々な連携を進めるための電子認証に対する動向と今後あり方について考察します |
|
14:05〜 14:55 |
「SAML の基本技術・実装技術」
日本電気株式会社 ソリューション開発研究本部システム基盤ソフトウェア開発本部
遠藤 由紀子
|
認証/属性/認可決定を支える技術として、SAML(Security
Assertion Markup
Language)が注目されています。SAMLとはセキュリティ情報を記述したアサーションの仕組みを用いたシングルサインオン(SSO)の仕様です。SAMLを用いることにより実装や環境に依存せずに認証ドメインを超えたSSOが実現できます。Liberty
Allienceやe-Authenticationでは、SAMLを用いたシステム仕様を検討しており、その動向が注目されています。本発表ではSAMLの技術仕様やシステム構築などについて説明します。 |
|
14:55〜15:10 休憩 |
15:10 〜 16:00
|
「電子認証基盤の技術動向」
富士通株式会社 ソフトウェア事業本部運用管理ソフトウェア事業部
冨高 政治
|
電子認証基盤の構成要素である、認証、認可、管理の三つの分野毎に技術動向を概観し、その中で最近の技術トピックをとりあげます。最後に技術動向から予測されうる次世代の電子認証基盤に求められる要件を考察します。 |
|
16:05 - 16:55 |
「IPアドレス認証局」
社団法人 日本ネットワークインフォメーションセンター
技術部/インターネット基盤企画部 セキュリティ事業担当
木村 泰司
|
JPNIC では、PKIを既存業務に取り入れ、インターネットのアドレス情報管理に適した認証局を構築するべく取り組んでいます。この認証局は二つの意味を持っています。一つはアドレス資源管理の為のクライアント証明書の発行であり、もう一つはアドレスの登録情報に基づいた証明書の発行です。本セッションではJPNICにおける認証局の構築/導入事例を紹介すると共に、認証局と今後のインターネットのアドレス情報管理を組み合わせた、新たな認証局の考え方と役割について考察します。 |
|
17:00 - 17:50 |
「 通信プロトコルの認証技術」
松下電工株式会社 新事業企画室
福田 尚弘
|
IPSEC/SSLなどのプロトコル、またはIETFなどで標準化が進んでいるプロトコルでの認証技術をとりあげ、その現状、最新動向、および運用上の課題などについて考察します。 |
|
17:50 - 18:10 |
質疑応答 |
|