怪しげなメールの見分け方
JNSAでは「選挙で有権者を襲う5つのリスク」という解説を掲載しています。
こちらをご参考にお読みください。
セキュリティしんだん「ネット選挙で有権者を襲う5つのリスク」
メールに添付ファイルがついている場合
メールの中にウェブサイトへのリンクが示されている場合
選挙メールの送信に同意を求めるメールの場合
SNS(フェイスブックなど)からの友達申請の通知メール
政治献金や選挙費用カンパの勧誘メール
1.メールに添付ファイルがついている場合
メールの送信者は心当たりがあるか、実在の政党・候補か、信頼できるか
ファイルが添付されていることが不自然な感じではないか
ファイル名は不自然なものではないか
ファイルの拡張子が実行形式のものになっていないか
実行形式の例:「exe」「mdb」「bat」「scr」「vbs」など
暗号化されたファイルや圧縮形式のファイルではないか
圧縮・暗号化されたファイル拡張子の例:「zip」「tar」「tgz」「taz」「z」「gz」
サイズが極端に小さくないか…数キロバイト以下等
2.メールの中にウェブサイトへのリンクが示されている場合
メールの送信者は心当たりがあるか、実在の政党・候補か、信頼できるか
外部のサイトへのリンクがついていることが不自然な感じではないか
リンク先のサイト名・URLは不自然なものではないか
リンク先の記載内容がおかしくないか
(リンク先のウェブを閲覧するだけでウイルス感染する場合があるので、クリックは慎重に)
リンク先のウェブの中で、更にボタンを押す構造になっていないか
リンクが短縮URLとなっている
表示されているURLと、実際にリンクされているURLが異なる(HTMLメールなどの場合)
3. 選挙メールの送信に同意を求めるメールの場合
メールに添付ファイルがついている場合
メールの中にウェブサイトへのリンクが示されている場合
特に、住所や電話番号、家族構成、友人知人の名前やメールアドレス、銀行口座情報、クレジットカード情報等、個人情報や重要秘密情報の記載を求めるような内容になっている場合は、詐欺や詐称の恐れがあります。
4. SNS(フェイスブックなど)からの友達申請の通知メール
申請してきた人は、実在する政党や候補者か、確認する
心当たりのない人からの友達申請は、例え候補者でも慎重な対応が必要
通知メールの「承諾する」ボタンをすぐに押すことは避けて、サイトで確認する
共通の知人等がない場合は特に要注意 タイムラインが浅い場合も要注意
自分の情報の共有範囲にも注意を。知人を通じて見ず知らずの人に情報が届くかも
詳しくはこちらで
SNSの安全な歩き方 〜セキュリティとプライバシーの課題と対策〜
https://www.jnsa.org/result/2012/sns.html
5. 政治献金や選挙費用カンパの勧誘メール
依頼してきた人は、実在する政党や候補者か、確認する
依頼してきた人や政党が、献金やカンパを求めているか確認する
献金取り扱いサイトが紹介されていたら、そのサイトが信頼できるものか確認する
クレジットカード情報や銀行口座情報を求めるものは特に要注意
ワンクリック献金の誘いが来たら、ワンクリック詐欺の可能性に特に注意する