情報セキュリティの基礎
はじめに
  • 中小企業の情報セキュリティ対策の実態
  • 情報セキュリティの基本概念
  • メールにおける情報セキュリティ対策編
  • メールのマナーとセキュリティ対策
  • メールの宛先指定
  • 添付ファイル
  • 迷惑メール
  • 標的型攻撃メール
  • オフィスにおける情報セキュリティ対策編
  • 情報漏えい対策
  • ソーシャルエンジニアリング
  • パソコンにおける情報セキュリティ対策編
  • ウイルス対策
    • ウイルス感染
    • スパイウェア
    • ボット
    • ウイルス対策(スパイウェア・ボット対策含む
  • コンピュータ犯罪対策
  • 最近の情報セキュリティ対策
  • 組織における情報セキュリティ対策編
  • 企業の社会的責任
  • 組織の管理運営
  • 定期点検
  • 参考資料
  • 情報セキュリティ対策に役立つリンク集
  • 情報取り扱い編
    いまさら聞けない対策ポイント
  • 「情報セキュテリィ体制」をたずねられたら
  • 「書類・データの取り扱い方法」を
たずねられたら
  • お役立ちツール
  • 情報セキュリティ対策セルフチェック
  • 情報セキュリティ事故事例集
  • 情報セキュリティ様式集
10-1 ウイルス感染
ウイルス感染の兆候
このような場合は、ウイルス感染を疑ってください。
  • パソコンの起動に時間がかかるようになった、または、起動できなくなった
  • システムの動作速度が遅くなった、または、途中で動かなくなった
  • 画面上に、奇妙なメッセージが表示された、または、音楽が流れた
  • 突然データが消えた
  • 身に覚えのないメールを送信しているパソコンの動作が遅い
ウイルス感染の主な経路
ウイルスは、パソコンのあらゆる環境に潜んでいます。
メールによる感染
メールの添付ファイルからウイルス感染する場合があります。添付ファイルには、マイクロソフト社のOfficeアプリケーション(例えば、WORD、EXCEL)や、色々なプログラム(拡張子が.EXE など)が、多いといえます。また、メールのプレビューをしただけで感染するもの、メール本文がHTML形式で書かれたメールに感染している場合があります。
Webによる感染
HP(ホームページ)の閲覧によりウイルス感染する場合があります。これは、HP自体(図、写真、音楽)、または、ダウンロードしたプログラムにウイルスが埋め込まれている場合があります。また、HPを閲覧するWebブラウザにも、ウイルスが潜んでいる場合もあります。
ファイル共有ソフトからの感染
インターネットを利用して不特定多数のコンピュータ間でファイルの共有や交換を行うソフト(Winny、Share)があります。ファイル共有ソフトでやり取りされるファイルにはウイルス感染しているものが多く、このソフトを会社で利用していた場合、ウイルス感染の危険性が非常に高くなります。
USBメモリからの感染
USBメモリには、PCに接続したときに自動的に実行するプログラムを組み込むことができます。このプログラム(ウイルス)に感染すると、接続したPCや他のUSBメモリにも感染していきます。
CD(DVD)-ROM、フロッピーディスクからの感染
雑誌の付録、出所不明なCD、DVD、フロッピーディスクからも、ウイルスに感染することがあります。
メールを介したウイルス感染
特に目立つ被害が、メールを介した感染です。
  • メールの添付ファイルとしてパソコンに侵入する
  • メールのプレビューによりウイルスが実行される場合もある
  • 添付ファイルの実行により感染するが、感染したことに気付かない
  • パソコンに登録してあるメールアドレスに、自動的にウイルス付きメールが送信される
  • 送信されたウイルス付きメールは記録が残らないため気付かない場合がある
事例
新型インフルエンザの注意喚起に便乗したウイルス(2009年4月)
情報処理推進機構(IPA)は、新型インフルエンザの話題に便乗したウイルスに対して注意を呼びかけている。IPAに寄せられた相談の中には、実在する研究機関を装った偽の注意喚起メールにウイルスを添付し、パソコンに感染させようとする事例もあった。今回のように世界中で注目されるニュース報道の直後は、それに便乗してウイルスを感染させようとする手口が多発するため、IPAでは、自分の身に覚えのないメールの添付ファイルは開かないように呼びかけている。
コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況について(IPA)
もしウイルスに感染していたら
ネットワークに接続されたパソコンでウイルス感染が発見された場合、既に他のパソコンにも感染している場合が多いため、自分勝手に対処することは危険です。以下のフロー図に従い、適切な対処をおこなってください。また、社内にシステム管理者がいる場合は、すみやかに連絡し、その指示に従ってください。
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