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NetSec及びオタワ訪問視察旅行レポート
2001年 6月 27日更新

2001年6月17日(日)〜24日(日)に、第一回JNSA企画海外視察旅行を行ないました。今回のツアーでは、前半3日でニューオリンズで行なわれたNetSecを視察し、後半2日間でカナダへ飛びオタワを訪れ企業訪問を行ないました。
オタワでは、カナダ外務省の方にご協力いただき、カナダ政府のPKI政策の責任部署である Treasury Boardの訪問や、オタワIT企業をお招きいただいてのレセプションパーティなどを盛りだくさんの内容となりました。


6/18-19日
NetSec2001視察(New Orleans)


今年11年目を迎えるNetSec2001はネットワークセキュリティに特化した重要なイベントであり、今回は70社以上の出展社のセキュリティ製品の展示と85以上のセッションが行なわれました。
一行は17日夕刻に成田を出発しダラス経由で同17日の夜ニューオリンズに到着し、翌18,19日の二日間をNetSec視察にあてました。


6/21日
OTTAWA企業訪問

20日にニューオリンズからシカゴ経由でカナダ・オタワへ移動しました。活気あふれるジャズの街ニューオリンズとはうって変わり、カナダの首都オタワは静かで安全な街です。夜間の一人歩きも全く問題ないそうです。21 日は午前中にJNSA会員企業でもあるエントラスト社のカナタオフィスを訪問し、同社のPKI、Key managementに対する概要、FIPS140-1、ISO15408への試みを中心に、Entrust社のアプローチと実績に ついて説明していただき、午後からはカナダ外務省の方にアレンジしていただいたPKI企業の訪問となりました。



オタワはカナダ政府が第2のシリコンバレーを目指しているほどIT企業が多数存在し、今回訪問した企業の中には既に欧米に拠点を置いているところもありました。午後最初に訪問したChrysalis-ITS社ではビジネスランチのご招待も受け、今後の同社の展開として日本市場への大きな期待がうかがえました。次にはCloakware Corporation 社を訪問し、その後外務省のビル内でDiversine社とZeroknowledg社のプレゼンテーションを受けました。Diversine社はトロントから、また、Zeroknowledg社はモントリオールから今回のプレゼンテーションのために来ていただきました。

その後、午後6時よりカナダ政府の主催によるレセプションパーティがカナダ外務省のビル9階のオタワ川を見下ろすテラスに面した部屋で開催され、政府の呼びかけによって来てくださいました同日に訪問した企業や翌日訪問予定のセキュリティ関連企業の方々、カナダ外務省の方々及び在カナダ日本大使館の方々など、日本からのツアー参加者も含めて約30名が参加されてのパーティとなりました。


6/22日
OTTAWA企業訪問

この日は、午前中に今回のツアーの目玉でもあるカナダ政府のPKI政策の責任部署である Treasury Board、カナダPKI事務局を訪問し、カナダ政府のPKI政策、カナダ政府のポリシーについて、ITセキュリティへの概観、相互認証についてなどをお聞きしました。カナダはPKI先進国でありその辺りの実状についての活発な質疑応答もあり、午前中の2時間を1時間オーバーしての訪問となりました。
 午後は最後の訪問先であるKyberpass 社を訪れました。同社は既に日本企業と代理店契約を結んでいるそうです。ほぼまる二日間の企業訪問も終了し、その後は国会議事堂を少しの時間見学し、自由行動となりツアー最終日を各自思い思いに過ごしたようです。


最後に、今回のオタワ企業訪問を全面的にアレンジ・企画いただき、お忙しい中2日間ご同行いただきました、カナダ外務・国際貿易省商務官デビッド・ボストウィックさま並びにトレードコミッショナーのクロード・デメースさまに心より御礼申し上げます。



以下、訪問企業(一部外務省来訪企業)一覧

Entrust Technologies
Chrysalis-ITS
Cloakware Corporation
Diversine
Zeroknowledg
Intergovernmental and External Relations Public Key Infrastructure Secretariat Treasury Board
Kyberpass


今回のツアー
企画:JNSA(日本ネットワークセキュリティ協会)
主催:スカイアーエクスプレス社

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