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調査研究部会
2018年度活動内容

部会長:前田 典彦(株式会社カスペルスキー)

情報セキュリティにおける各種の調査および研究活動を行う。セキュリティ被害、情報セキュリティ市場などの統計分析事業、および、重要度や緊急度の高いテーマに関する脅威分析、対策研究を推進する。適切な時期、形式を用いて適宜情報公開を行い、調査研究における成果を広く社会に還元する。新規性や緊急性の高いテーマの検討が必要となる場合においては、勉強会、BoFなどを随時行うなどして、柔軟かつ迅速な対応を行う。

セキュリティ被害調査WG

リーダー:大谷 尚通(株式会社エヌ・ティ・ティ・データ)
1.WGの活動目的
個人情報漏えいインシデント調査の長崎県立大学への移管を継続して実施し、調査体制を確立する。長崎県立大学と共同で個人情報漏えいインシデント調査を実施し、報告書を公表する。
インシデント被害の定量化に向けて、引き続き個人情報などのセキュリティインシデントの公表、および報告書の執筆に関するガイドを完成させて発表する。
2.WGの年間活動予定
・2017年個人情報漏えいインシデント調査報告書の公開
・2018年個人情報漏えいインシデント調査の実施、報告書の執筆
・インシデント報告(報道や報告書)の標準化テンプレート作成
3.予定成果物
・2017年個人情報漏えいインシデント調査報告書
・インシデント報告(報道や報告書)の標準化テンプレート

セキュリティ市場調査WG

リーダー:蜂巣 悌史(株式会社km2y)
1.WGの活動目的
国内で情報セキュリティに関するツール、サービス等の提供を事業として行っている事業者を対象として、推定市場規模データを算出し報告書として公開する。
また、近年のセキュリティ市場拡大の伴う、市場調査の調査内容、セキュリティ区分の見直しを行う。
2.WGの年間活動予定
・上半期:調査対象企業、市場区分の精査、その他実態調査の実施
・下半期:市場規模推計作業、報告書執筆作業
・通年:市場調査方法、セキュリティ区分の見直し
3.予定成果物
・市場調査方法及びセキュリティ区分の見直し案
・2018年度情報セキュリティ市場調査データ
※守秘義務契約の締結が必要になります。

組織で働く人間が引き起こす不正・事故対応WG

リーダー:甘利 康文(セコム株式会社)
1.WGの活動目的
(1)人の意識や組織文化、(2)組織の行動が影響を受ける社会文化や規範、(3)不正を防ぐシステム、
の3方向から「組織で働く人間が引き起こす不正・事故」に対する考察を深め、ベストプラクティスの紹介、提案、啓発を行うことを目的とする。
2018年度も引き続き、特に(1)に重点をおいた活動を行う。
2.WGの年間活動予定
(1) 1ヶ月に1回程度の頻度でミーティングを行い、上記の目的を達成すべく活動する。
(2) ヒアリング先の組織の開拓とヒアリング調査については随時行う。
  調査内容を記事に起こす作業は、調査後できるだけ速やかに行う。
(3) 組織文化醸成によるES向上のためには、人々の意識を変えることが不可欠であるためJNSA Pressなどを活用した積極的啓発活動を展開したい。
(NSF等における人事・組織担当者を集めた情報交換WS, PD等も検討したい。また、ヒアリング先開拓に関し、JNSA会員企業の積極的協力をお願いしたい。)
3.予定成果物
・「組織文化醸成によるES向上」に向けた各組織の取組事例ヒアリング調査と、調査内容をベースとしたWeb記事の公開。
・ JNSA Pressへの寄稿、セミナー等への積極的出講による啓発活動の展開。
インタビュー連載「日本の人事と内部不正」

IoTセキュリティWG

リーダー:松岡 正人(株式会社カスペルスキー)
1.WGの活動目的
IoTセキュリティWGが過去に蓄積し、レポートに展開してきた知見を広め、活用の促進を図るために活動する。
2.WGの年間活動予定
1. JNSA会員向け勉強会の開催:1回
2. オープンセミナーの開催: 1回
3. IoT機器メーカーとのセキュリティ評価(ぺンテストやアセスメントなど)を実施する。
3.予定成果物
 
・勉強会、オープンセミナー開催

***<以下勉強会目的のWG>***

脅威を持続的に研究するWG

リーダー:甲斐根 功(株式会社日立システムズ)
1.WGの活動目的
サイバーセキュリティを取巻く環境の変化に応じ顧客ニーズや課題を捉え直し、国内外における新たなビジネスアプローチやマーケットの構図の変化を調査する。
2.WGの年間活動予定
・情報収集・調査(不定期)
・セミナー/会合(四半期に1回)
3.予定成果物
・ホワイトペーパー(必要に応じて)
*****<2017年度で活動休止または終了したWG>*****
終了【マイナンバー対応情報セキュリティ検討WG】※2017年9月をもって一旦活動終了。
リーダー:萩原 健太 氏(トレンドマイクロ株式会社)