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標準化部会
2014年度活動内容

部会長:中尾 康二 氏(KDDI株式会社)

昨年度に引き続き、業種・業界・分野等の標準化・ガイドライン化などを推進する。特に、JNSA目線のセキュリティベースラインの提供、情報セキュリティ対策ガイドラインの策定などを進める。また、国際標準との親和性の高い案件については、国際標準への提案やコメントも視野に入れて、議論を進めることとしたい。

アイデンティティ管理WG

リーダー:宮川 晃一 氏(日本ビジネスシステムズ株式会社)
1.WGの活動目的
アイデンティティ管理の必要性の啓発および導入指針の提示などによる普及促進、関連他団体との連携により市場活性化を目的とする。
2.WGの年間活動予定
【成果物作成テーマ】
・ID連携トラストフレームポリシーについて(次年度継続テーマ)
・特権ID管理とは(次年度継続テーマ)
・ロール管理(第2版改訂版公開予定)
【勉強テーマ】
・IDとプライバシー(勉強テーマ)
【イベント】
・IT&ID
・JCIS (ジャパン・クラウド・アイデンティティサミット)
【他団体協力】
・経産省 ID連携トラストフレームワーク検討委員会
3.予定成果物
・ID連携トラストフレームポリシーの考え方
・特権ID管理解説
・ロール管理解説書改訂

国際化活動バックアップWG

リーダー:中尾 康二 氏(KDDI株式会社)
1.WGの活動目的
ISO/IEC SC27の国際標準化活動へのコメント作成、情報共有を継続的に実施する。国際的な活動としては、KISIAとの共同フォーラムの開催を行い、韓国セキュリティベンダーグループとの連携を強化する。
2.WGの年間活動予定
ISFとの連携については、2014年度は見合わせる。KISIAとの連携を継続し、具体的な連携活動のシナリオを上期をベースに韓国と情報交換していく。下期の早い段階で、共同フォーラムの開催(東京)を予定する。
また、ISO/SC27におけるクラウドセキュリティ/アプリケーションセキュリティ等の国際規格化への貢献を継続することとしたい。
3.予定成果物
ISOにおける規格化の文書につき、JSNA目線でのコメントを提出することに主軸を置くため、2014年度については、特別な成果物を想定しない。ISOの規格化が完成した時点で、その結果に基づくガイドラインなどの策定を考える。

電子署名WG

リーダー:宮崎 一哉 氏(三菱電機株式会社 情報技術総合研究所)
1.WGの活動目的
電子署名(含タイムスタンプ)の相互運用性確保のための調査、検討、仕様提案、相互運用性テスト、及び電子署名普及啓発を行う。
2.WGの年間活動予定
・標準仕様案検討会(年20回程度)
・欧州電気通信標準化機構/電子署名基盤技術委員会(ETSI/TC ESI)会議への参加
・署名関連システムの実証プロジェクト
・本事業を実施するための電子署名プロファイル国際標準化プロジェクト
3.予定成果物
・PDF署名(PAdES)プロファイル標準仕様ドラフト
・署名検証プロセスに関する標準仕様ドラフト
・国際標準化への新規作業項目提案

***<以下勉強会目的のWG>***

PKI相互運用技術WG

リーダー:松本 泰 氏(セコム株式会社)
1.WGの活動目的
PKIに関する課題をWGなどで議論し、そうした活動の成果をPKI Day等のイベントで発表する。
2.WGの年間活動予定
WGを年4回程度開催し、それらの議論を元に、PKI day 2014(2015)を開催。
電子署名WGの活動とのすみわけを考慮して、IoT,M2M,CPS等の新しい流域でのPKIの技術等を念頭においた活動を行う。
3.予定成果物
PKI day 2014(2015)の中で発表

※関連活動 Challenge PKI →

セキュアプログラミングWG

リーダー:塩田 英二 氏(TIS株式会社)
1.WGの活動目的
標準化活動に関して意見交換、情報共有
2.WGの年間活動予定
年4〜5回程度の検討会の実施
*****<活動が終了しました>*****

情報セキュリティ対策マップ検討WG

リーダー:奥原 雅之 氏(富士通株式会社)
1.WGの活動目的
「情報セキュリティ対策マップ」の作成に関する以下のアウトプットを作成する。
・組織全体の情報セキュリティ対策の状況を確認することができる「情報セキュリティ対策マップ」のコンセプト
・これを作成するための手法や記述モデル
・実例としての汎用的な標準情報セキュリティ対策マップ案
2.WGの年間活動予定
・月2回のペースでWG開催
・2014年の成果発表会に向け報告書を作成
・成果発表会の直前(2014年6月)まで活動の予定