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IPA:「電子政府情報セキュリティ技術開発事業 / IPSec相互接続に関する調査」報告書 |
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2001年8月 1日更新
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- IPsec相互接続実験 イントロダクション
- 本報告書の内容は日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)の相互接続ワーキンググループが平成12年度に行なったIPsec相互接続試験の結果です。本試験は通商産業省のご支援の下、情報処理振興事業協会(IPA)の 「電子政府情報セキュリティ技術開発事業」の一環として実施いたしました。
従来の相互接続実験で行なわれてきた内容に加え実際の運用に必要な情報の収集を目的としてまとめられています。 すでにIPsecによるVPNを構築しており、IPsecによるVPN接続を異機種の相互接続で構築することを考えられているのであれば参考にして下さい。また、VPN機器の購入に先立ち将来的に相互接続を考えている場合などにも有効です。
ただ注意すべき点として、
- ここに挙げられた製品はベンダーが実験を行なうことができたものに限られている。
- クラス分けされていない(ダイアルアップ回線クラスからイントラネットまで同じ扱いである)。
- ファームウェア、ソフトウェア、OSのバージョンアップなどにより相互接続の結果が変化する可能性がある。 ことを考慮して読んでいただく必要があります。
- 付録A「相互接続に関わる仕様」では通常カタログなどにも記載されている仕様について同一の書式で機器ごとに記載しています。
- 付録B「実験の手順」では実験を実施するにあたりその手順を考察とともに作成しました。
- 付録C「製品ごとの相互接続特性」では実験を通じて理解された他の機器との相違点を記載しています。
相互接続の設計を実際に構築する上でもっとも重要な情報の一つです。
- 本報告書第4章「実験結果」に接続が実証された組み合わせを記載しています。それぞれの実験項目ごとに実験結果を参照することができます。機器にはそれぞれ固有の整理番号が割り当てられています。調べたい機器の番号を表の左端から選びその番号の縦横交差したマスが結果の書き込まれる部分としました。この交差する部分は2箇所できますが表の左下半分が結果の書き込まれた部分となっています。右上には何も書き込まれていないことに注意してください。それぞれの升目に書き込まれる記号についてはそれぞれのページに脚注として記載しています。
- IPSec相互接続実証実験報告書
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